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海と毒薬

【感想】②良心の喪失と医学の進歩『海と毒薬』遠藤周作著

この作品は戦争末期の 九州大学帝国大学医学部 (今の九大附属病院)で実際行われた 米軍捕虜に対する 生体解剖という残虐な行為を ベースに書かれたものです。 第一章では研究生の勝呂医師を 中心に大学...
海と毒薬

【感想】①命を救うことを諦めてしまった医師たち『海と毒薬』遠藤周作著

医者になるということは “人の命を救いたい“という 志を持って志願するのが 当たり前のことなのに 本書で書かれた戦時中では たった一人の自分の患者も 救うことができないところまで 追い込まれていた...
ぐるんぱのようちえん

【おすすめ絵本】求められる場所を探している『ぐるんぱのようちえん』

とても有名な絵本にもかかわらず 私は知らなかったのですが 大人になってから勧められた 絵本でそんなに有名なら 子供に読んであげれば喜ぶのでは ないかと買ってみました。 主人公は弱々...
2億円と専業主婦

③どんな仕事なら稼げるか?『2億円と専業主婦』橘玲著

最近では職業も多様化し 昔で言う公務員や大企業のサラリーマンが 良いとか いえいえ、 手に職や資格を持った専門職が良いとか はたまた、クリエイティブな仕事? でないと 誰でもできる仕事は A...
2億円と専業主婦

②幸福とは好きなように生きること『2億円と専業主婦』橘玲著

専業主婦か仕事に出ると 生涯賃金は2億円になると 著者は言っています。 幸せとはなんでしょう? やはり、経済的余裕でしょうか? となると、共稼ぎの主婦は幸福で 専業主婦は不幸なのでしょうか? 実は...
2億円と専業主婦

①幸福の3つの資本 主婦の僅かな収入の意味『2億円と専業主婦』橘玲著

子育ても一段落すると 今まで専業主婦だった私も 仕事に出てみようと考えますが 今までやってこれていたのだから あえて、少しばかりのお金を 稼ぐなら、 今までの貯蓄を運用して よく言われている ...
高野聖

【聖性と魔性】世の男性を虜にする理想の女性像『高野聖』泉鏡花著

著者の代表作である『高野聖』。 ここの出てくる婦人は 山中に迷い込んだ男たちを 次から次に獣に変えていった。 そこに修行僧が現れて どうなるのかという自身の 昔話を旅の途中で一緒になった 若者に語...
ヘタな人生論より徒然草

兼好の融通無碍に学べ『ヘタな人生論より徒然草』荻野文子著

古典では定番とも呼べる作品 「徒然草」はその一つです。 「徒然なるままに、日くらし、  硯にむかいて…」 という書き出しは 古文などの授業でなんとなく 覚えている人も少なくないでしょう。 息子が中...
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

②知的なケンカのしかた・10箇条『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』遥洋子著

議論の場において勝ったが負けたかを 決めるのは聴衆であると 本書で上野千鶴子の言葉と して紹介されている。 東大の上野千鶴子教授は 2019年に東大入学式の祝辞が 少し話題になりました。 著者は教...
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

①とどめを刺さずもてあそべ『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』遥洋子著

なぜ、人は対立したがるのか? 世間の流れに身を任せ 淡々粛々となぜ生きられないのか? いつも自分に言い聞かせる。 だけど… 気持ちが悪くなる。 モヤモヤとして… 「あなたは今何と戦ってますか?」 ...
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