とても有名な絵本にもかかわらず
私は知らなかったのですが
大人になってから勧められた
絵本でそんなに有名なら
子供に読んであげれば喜ぶのでは
ないかと買ってみました。
主人公は弱々しい仔象のぐるんぱ
これが主人公のぐるんぱ。
なんか弱々しいく横たわっています。
私ならこの痛々しく始まる物語は
最後のハッピーエンドを予感させられ
期待感で盛り上がってしまうのですが
息子にとっては
単純に可哀想な仔象の話を
なぜ、好き好んで読めと勧めてくる
のかわからなかったようです。
ぐるんぱは仕事を探しに旅立ちます
主人公のぐるんぱは仲間の象に
綺麗に洗ってもらって
働きにいくことを
勧められます。
身なりを綺麗にしたり
仲間から励まされたりすると
やる気がでるものです。
ぐるんぱだけではなく
自信がなく引きこもっていた者が
そこからの脱出したいと思った時
まず、身なりを整えたり
大勢の人に励まされ自信をつける
ところから始まるのかもしれません。
そして、ぐるんぱもすんなり旅に
出ることになります。
自分の居場所を見つける旅
ビスケット屋でもお皿屋でも靴屋でも
車屋でもぐるんぱは務まりません。
しかし、
とりあえずチャレンジしてみることは
悪くはないことだと思います。
トライアンドエラーを繰り返して
いきます。
自分のやりたいことを仕事にする
今時は自分の収入ややりがいのために
転職することは、よくあることです。
ぐるんぱも相手のニーズに応えると
いうより
自分のやりたいことをやるスタンスなので
なかなか仕事が見つかりません。
やる気(情熱)はありますが
使命感や専門性、素質などが
ないからなのでしょうか?
しかし、ぐるんぱは自分のありのままで
何度も何度もトライします。
自分の天職が見つかる
最後にはやっと、自分の天職が
見つかりました。
「天職」というのは
世界(世間)から求められているもので
対価を得られるもの(生計を立てる)
ことだと思いますが
ここには適正、素質や使命感が
あると思いますが
それらは本来その者が持っている
“特性“なので職場によってかえられる
ものではありません。
だから、ぐるんぱのように
根気よくトライし最終的には
自分をありのままで求められる
“場所“が見つめる努力を
し続けることが大切なんだと
この絵本を読んで思いました。
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