みんなが接種したら自分は受けなくていい?『新型コロナワクチン本当の「真実」』宮坂昌之著

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これだけワクチン接種が進み

国民の5〜6割近くがすでに接種済となり

65歳以上の人においては

8割近い接種率となっています。

国民の過半数が接種し

命の危険に晒される高齢者たちは

ほとんど接種しているため

接種しない“罪悪感“の軽減していると

なれば

「もう、打たなくて良くない?」と

思ってしまうのは

私だけでしょうか?

これが本当に得なことなのか?

それについて、本書では

少し解説してあるので紹介します。

ワクチン接種の「ただ乗り」は得なのか?

本書で触れられているのは

ワクチン接種における

「フリーライダー問題」です。

ここでいう「フリーライダー」とは

対価を支払わずに公共のものを

利用しようとする人のことで

ワクチンの場合では

「もし、自分の周囲で多くの人たちが

 ワクチン接種を受ければ、

 自分がワクチン接種を受けなくても

 集団免疫の恩恵が受けられ

 みんなが接種した努力の結果に

 接種せず、

 便乗させてもらおう」と

いうふうに考えることです。

確かに周りがワクチン接種によって

かからなければ

感染させられることがないので

自分はあえてリスクをとって

ワクチン接種を受けることはないと

考えても不思議ではありません。

ただし、それが得かどうかは

著者の考えでは、

「ノー」ということです。

感染者の多くが未接種者である

ただ乗りを考えた人は

依然と感染しやすさは続くので

接種を終了した人に比べれば

はるかに高い感染リスクが

降りかかってくると

著者は言っています。

本書では

医療機関で起きたクラスター感染を

事例にあげて

このことを説明しています。

そこでは、感染者の多くがワクチン接種を

避けてきた未接種者であり

一方、2回接種者では

ほどんど感染が起きていないという

事実があります。

つまり、

周囲がワクチンを受けている中で

ワクチン接種を受けない人がいると

その人(未接種者)に感染が起きやすくなる

傾向があるようです。

これが医療従事者の場合は

自分が感染すると自分が面倒を見ている

患者さんに感染が広がり

撒き散らすようになります。

これは自分の得であるかというより

他者に迷惑をかけてしまうことに

なってしまう実例です。

接種を終えると開放的になってしまう

ワクチン接種を終えると

少し、不安から解放されて

ワクチンを接種した人から

マスクを外したり

大勢の集うイベントに出かけてりと

ワクチン接種が進んでいる

英国やイスラエルなどでは

ワクチン接種率が他の国に先駆けて

高かった国です。

これらの国はワクチン接種がある程度

の国民が終えた時

感染者数は激減したのにも関わらず

またピーク時の感染者数まで

増加にてしまいました。

これらの国は、ワクチン接種が進むと

マスクの着用や行動制限を解除するなど

元の生活に戻してしまったのです。

すると未接種者に感染が広がり

ピーク時のようの増加にてしまったのです。

上記の医療施設のように

ある程度周辺がワクチン接種者に

なってくると

今まで以上に

未接種者の間で蔓延するように

なるのです。

ワクチン接種者が大人しく

ワクチン接種後も自粛して暮らしてくれれば

「だた乗り」も得のようですが

やはり、ワクチン接種したことで

気が緩むことがあり

どうしても、

個々の防御が緩んでしまうのは

仕方がないと思います。

よってこのようなことから

ワクチン接種をしないで

“恩恵“を受けられるのは

難しいかも知れません。

集団免疫がなかなかできない

みんながワクチン接種せずに

恩恵を受けたいとなれば

接種率も上がらず、

いつまで経っても

集団免疫が形成されない恐れがあると

著者は言っています。

ワクチン接種が始まると

自分が何んとなく乗り気ではなく

接種するのをやめてしまい

機会を逃してしまった人も

いると思いますが

周辺の人が

これだけワクチン接種をすることによって

未感染者が感染しやすくなるなんてことは

想像できなかったと思います。

これでは得よりも損の方が

大きいと言わざるを得ないでしょう。

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