なぜ、ワクチンを打ちたくないのか?『新型コロナワクチン本当の「真実」』

新型コロナワクチンの真実新型コロナワクチンの真実
アイチャッチ
スポンサーリンク

ワクチン接種率が日に日に上がっていく中

どうしてもワクチン接種が不安で

接種の決心がつかなくて

悩んでいる人は

多いのではないでしょうか。

本書では

初めはワクチン接種に躊躇していた

経験から

何が不安にさせているのかを

わかりやすく解説しているので

紹介します。

新型ワクチンに危険はないのか?

この新型コロナウィルスのmRNAワクチンは

95%という素晴らしい有効率をあげていますが

通常なら5〜10年はかかるところを

約1年という速さで

(著者は“驚異的なスピードと言っています)

開発されたことから

みんなが

不安や疑いを持ってしまうのでは

ないかと本書では言っています。

しかも、これらのワクチンは

臨床応用が初めてで

高い有効性に期待して受けたものの

後から

長い予期せぬ「副作用」に悩ませれるのでは

ないかと

かかってしんどい思いをするよりも

そちらを恐れる人が多いのは

納得できることです。

「アナフィラキシー」や発熱、頭痛、倦怠感

ワクチン接種したために起こる

リスクとして最も考えなければ

ならないのは

「アナフィラキシー」という

重大な副反応です。

これについては、よく聞いたことの

あることですし

命に関わるのでやはり怖いですね。

これについてはインフルエンザワクチンより

やや高率で起こるようで

100万人に5〜10人と著者は言っています。

これは致死率が高い反応ですが

発生する頻度は低く、ワクチン接種会場で

アドレナリンなどの対応ができるように

なっているので

どうしょうもないということは

ないようです。

発熱や頭痛、倦怠感は

従来のワクチンよりかなり高めにでますが

鎮痛剤や安静で軽減していけるようです。

著者は上記のようなことは

有効率が高いこのワクチンであるなら

接種する方が利益があると言っています。

現時点で発生していない未知のリスク

ワクチン接種に躊躇している人は

この“まだ、わからない“リスクに

不安を抱えている人が多いのでは

ないかと思います。

著者はこのような可能性は

低いと判断しています。

その理由として

一つは

mRNAワクチンに使われるmRNAは体内で

増えることがないからと

言っています。

もともとmRNAは細胞内のタンパク質工場の

「リボゾーム」で翻訳された直後、

急速に分解されるようになっています。

それではワクチンが抗体を作る前に

分解されてしまう可能性があるのですが

それをどうにかこうにかして

分解を遅らせるように作った

mRNAなのですが

それでも投与後、体内で1日半ぐらいしか

寿命がなくいずれは

完全に分解されてしまうそうです。

それに、私たちは毎日

たくさんの「タンパク質」を作っているので

自前のmRNAも同時にたくさん存在し

使用後は分解されてしまいます。

なので

“ウィルスのRNAだけ残る“というのは

その理由がないと著者は言っています。

ワクチンに含まれているのは情報の一部?

そもそもmRNAワクチンに含まれているのは

ウィルスの遺伝子情報(設計図)の

ごく一部で

(ウィルスの足の部分だけの設計図)

それだけで病原性や感染性を発揮できない

そうです。

ウイルスが体内に侵入して来た時、

身体はそれに気づかなくては

退治できません。

ぼーっとしていると奥深くまでの

侵入を許してしまいます。

そこで、ウィルスが入って来たとき

まだ、“足くらいしかつけていない“

状態で気づくために

ウィルスの“足形“を身体に覚えさせて

ウィルスが足をつけた段階で

攻撃を仕掛けるようなセンサーを

作っておくといったイメージでなので

例え、強力なウィルスでも

“足”だけでは

悪さしようがないと言ったところなのです。

ワクチン接種をきっかけに棲みつく?

接種を拒否する人の中に

ワクチン接種がきっかけで

ウィルスが体内に棲みつくのではないかと

恐れている人もいます。

確かにヘルペスウィルスなどは

一旦感染すると

持続的に細胞内に残り

後で悪さすることもあります。

水ぼうそうを起こしたヘルペスウィルスが

子供の神経節に棲みついて

後に大人になってから

免疫機能が落ちた時

「帯状疱疹」を作るという例もあります。

しかし、

上記の理由から

感染を起こされる能力はなく

体内で一過性にしか存在するとができない

RNAなのです。

人の分解能力の方が優っているため

分解されて消滅してしまう

運命なのです。

なので

長期的に影響を及ぼすことは

極めて考えにくいと

著者は言っています。

生きた新型コロナウィルスの方が怖い

そもそもウィルス遺伝子がゲノムに

入り込むことを恐れるのあれば

ワクチン接種よりも

生きた新型コロナウィルスそのものが

細胞内に入り込む「感染」の方が

怖いと著者は言っています。

確かに人の身体などはまだほんの一部しか

わかっていませんから

ウィルス由来のmRNAなんて投与するなんて

と思わなくはありませんが

新型コロナウィルスの“足“

(スパイクタンパク質)の遺伝情報しか

持たない核酸ワクチンよりも

生きた新型コロナウィルスの方が

そういう意味では

完璧に感染して増殖していくので

恐れるべきなのかと

本書を読んで思いました。

日本製のワクチンじゃないのが嫌

そのことについても

本書では触れられています。

確かになぜ、日本製のワクチンの開発が

遅れているのでしょうか?

それは「ワクチンギャップ」という

歴史的背景があるようです。

1980年代ごろからワクチンの感染予防効果は

欧米を中心に認められ

研究が進む中

1970年代日本では国内の

ワクチン接種後の死亡や健康被害が

大きな社会問題となり

集団訴訟が相次ぎ

1992年の東京高裁では「施策上の過失」を

認めて、国が損害賠償を命じられるという

判決があり

一般の人のワクチンに対する

不信感や不安感が生まれ

国全体がワクチン接種に消極的に

なってしまったという背景があります。

それに応じ、製薬会社も薬害リスクを

恐れるあまり

ワクチンに対する熱意が薄れワクチン開発が

遅れていきました。

なので、海外では認可されているワクチンも

日本ではなかなか認可が降りず

接種開始が世界の中でも

先進国の割には遅れてしまった原因と

なっていると著者は考えています。

ただ、

短期間では収束しない様相を呈している

新型コロナウィルス感染症なので

これから

急ピッチで日本の製薬会社やベンチャが

乗り出しているのはいうまでもありません。

コメント