「税金」というと「大人がはらうもの」だと
思いそうだけど、実は子どももはらっています。
例えば、コンビニで1100円の買い物をすると
そのうち100円は「消費税」という
税金です。
税金は、国や地方自治体(都道府県や市区町村)
の収入になります。
税金は何に使うのか
税金は道路や公園などのみんなで使う施設や
年金などの助け合いの仕組みをつくるために
使われています。
もし今、税金がなくなったら、水道は使えませんし
ゴミも集めに来てくれません。
火事になっても自分で火を消さなければ
なりません。
それと、「お金のある人や会社からお金を集めて、
貧しい人に割り当てる」
という役割もある
また、みんなが物を買ったり売ったりが盛んで
みんながもうかっている時には
たくさんの税金を取り
物があまり売れず、買わずでもうかって無い
場合に備える役割もあります。
直接税と間接税のバランスで、負担が変わる
お金持ちほどたくさん納める直接税
所得税や法人税などの直接税では、所得の多い
人ほどたくさんの税金を納めるしくみになって
います。(累進課税)
だから、直接税の割合が多いと
お金持ちの負担が増えます。
だれからも同じだけ取る間接税
消費税などの間接税は
お金持ちかどうかに関わらず
同じ額の買い物には同じ額の税金をはらいます。
1万円の税金はお金持ちには小さな額ですが
貧しい人には大金です
ですから、間接税の割合が多いと
貧しい人の負担が大きくなります。
(逆進性)
血税の無駄づかいは許さん!
税金のことを「血税」ということが
あります。
人々が血を流すほど
苦労して納めた税金という意味です。
そんな税金の使い道は、
国会や地方の議会で決められています
ムダづかいをさせないためには
よい議員を選んだり、
税金の使い道を監視したり
することが大切です
今、話題の桜を見る会
予算を超過したお金を使い
今年はさらに例年より
増額している。
ある一定の人飲み食いの
お金をなぜ、国民の税金を
使わないといけないのかと
憤りを感じる国民は多いとおもいます。
引用:フリーターになるとどうなるの?朝日新聞出版社
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