妻や恋人を愛せなくなった 7つの習慣① スティーブンRコヴィー著

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「妻のことを昔のように愛せないのです。」

と相談されたら

どう答えます。

「彼女を傷つけたくないのだけれど

もう、出会ったときのような気持ちに

なれない。」

なんていうのも同様ですが

どうしても関係を保ちたいのに

気持ちがなくなってしまった。

どうしたらいいのでしょうか?

こんな心境になる場合

この本の著者は

「奥さん(彼女)を愛してください」

とアドバイスしています。

これはどういうことなのでしょう。

本書説明

著者は『タイム』誌が選ぶ世界で最も

影響力のあるアメリカ人25人の一人に

選ばれた国際的に高く評価される

リーダーシップ論の権威

家庭問題のエキスパートで教育者

コンサルタントとして活躍。

本書の『7つの習慣』は全世界で

販売部数3000万部を超え

40か国語に翻訳され、20世紀に

最も影響を与えたビジネス書の1位と

して紹介されている。

愛を感じないのにどうやって愛する?

相談者は必死に愛する気持ちが

なくなってしまったことを

訴えているのに

著者は「愛すればいい」とは…

神様でもないのに愛を感じない者を

「愛しなさい」と言われて

「愛せる」ものなら相談なんてしない。

とはいえ、「じゃ別れなさい」と

言われてもそれができないから

相談しているという事情もある。

例えば、子供がいることや

生活が不便になる、収入が減るなどの

こともある。

だから相談してきたのである。

著者の言う「愛しなさい」には

少しわけがあります。

愛は感情ではなく行動なのだ

愛は感情で沸き起こってきたから

愛する、愛してると言う

感情に流されるようなものでは

ないと著者は言っています。

愛する行動とは、

奥さんに奉仕することや

犠牲を払う、奥さんの話を聞いて

共感し理解し感謝の気持ちを表す。

奥さんを認めると言った行為。

「愛さないのにそんなことができるのか」

と疑問に思うだろうが

愛は感情ではなく行動から得られる

ものなので

この一連の行為ができないと言う

ことは、その行動が感情に支配されて

いることであり

それは

責任を放棄し、行動を支配する力を

感情に与えてしまった結果なのです。

愛とは、愛する行為によって

表現される価値である。

7つの習慣 スティーブンRコヴィー著

著者の言う「愛」は具体的な行動なのです。

主体的に生きることが愛すること

自分自身で決意し約束をしてそれを

守る能力は主体的に生きることで

実行されることです。

今回の場合も愛を感情と捉えて

しまうことができるのは

責任の放棄というネガティブな

行為によるものと著者は言っています。

主体的に生きることが

愛という感情を価値観の方に

従わせることができるのです。

愛、その気持ちは取り戻せるのです

7つの習慣 スティーブンRコヴィー

まとめます

付き合っていた彼と別れたり

離婚したりした時、

「愛情がなくなった」と言うことが

理由の一つになる場合もあると

思いますが

著者の考え方を参考に

考えると

「愛せなくなった」と言うより

「愛する努力ができなくなった」

もしくは

「関係を保つための努力が

できなくなったあった」と表現

した方が良さそうですね。

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