相手に責任を取らせる仕事の頼み方 7つの習慣③ スティーブンRコヴィー著

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いろんな仕事に追われ

重要でない雑用や娯楽などに

時間を奪われ

本当に大切で効率が適応されない

人間関係の構築に時間を裂けない

ことが多く

それが仕事の効果性を下げてしまって

いる。

スタッフにうまく仕事を振り分けて

それぞれが責任を持って取り組んで

くれれば、

マネージャーは、同じ時間の労力で

何倍もの結果を生産できるだろう。

しかし、実際はいろんな仕事を

振り分けたとしても

仕事の仕方が気になり

いちいち指定したり

管理しょうとしてしまう

ことで他者をだだの

使い走りにしてしまう。

結果、依頼したにも関わらず

自分で責任を全部背負うことになる。

本書はこのような

“使い走りのデリゲーション“を防ぎ

時間の効率化を図るための

考え方が書かれてします。

本書説明

著者は『タイム』誌が選ぶ世界で最も

影響力のあるアメリカ人25人の一人に

選ばれた国際的に高く評価される

リーダーシップ論の権威

家庭問題のエキスパートで教育者

コンサルタントとして活躍。

本書の『7つの習慣』は全世界で

販売部数3000万部を超え

40か国語に翻訳され、20世紀に

最も影響を与えたビジネス書の1位と

して紹介されている。

使い走りのデリゲーション

家族で湖に遊びにいく。

著者はボートを操縦し息子は

水上スキーを華麗に操っている。

その雄姿を写真に納めたいと

思った著者だったが

自分はボートを操縦していたので

カメラ撮影は妻に依頼することに

したのだが

フィルムが少ないことを

知っていた著者は

妻がタイミングよく写真が撮れるのか

心配になりあれこれ

コツを伝授していたが

それでも不安になり、とうとう

「サンドラ(妻)僕がシャッターを

押せ!と言ったら押すんだ。」

「撮れ!今だ。撮るな!撮れ!撮るな!」と

いちいち叫んでいた。

デリゲーションとは「委任」「権限委譲」という

意味ですが

この事例の“使い走り〜“は

自分がスタッフのようになってしまう

マネージャーのデリゲーションで

仕事の結果を倍増させなければならない

マネージャーの役割が

果たせていません。

一人のマネージャーがそんなに

たくさんの仕事の責任を取るのは

不可能なので

このようなマネージャーの

デリゲーションで出せる結果は

たかが知れているのです。

他者にデリゲーションするなら

相手の自覚、想像、良心、意思を

尊重してデリゲーションしなければ

なりません。

全面的なデリゲーション

著者は息子に何か家庭での役割を

もたそうと希望を聞くと

じゃ、お庭の手入れをするというので

著者はまず、

綺麗な庭とはどんなものかを

教えるため、

隣の庭の芝生を見せて

「あのように、緑で綺麗な芝生にしてほしい」

と息子に依頼する。

そしてその方法は息子自体が

自由にしていいと、

とにかく緑で綺麗にして

欲しいとだけ話す。

「ちなみにお父さんならこうする。」

など少し方向性は伝えておく。

そして、この仕事のボスは

息子であることを念押しし

信じて任せることにした

ということを強調しておく。

時間がある時は父親である著者が

手伝うということも付け加えて

話しておく。

ところが、何日経っても息子は

一向に庭の手入れをする様子がない。

痺れを切らした著者は

やっぱり“使い走り“に戻そうかと

考えたのですが

グッと堪えてしばらく様子を見てから

息子と一緒に庭に出てみる。

あからさまに庭は荒れ放題だった。

息子は泣きながら

「だって、大変なんだもん!」と

いうのを聞いて

「大変?いったいお前は

何をしたというのだ。」と思ったが

自分を管理し監督するのは

大変なことだとわかっていたので

一言、

「手伝えることはあるかなあ」と

時間があれば手伝うという約束を

この時、引っ張り出してみる。

そして、一緒に片付けていくうちに

息子は初めてこの仕事を引き受ける

ことに合意したのです。

時間とマネージャーの根気が必要な

事例ですが、まず

この方法は、手段ではなく結果を重視する。

仕事の選択や手段は自由に選ばせて

結果に責任を持たせる。

初めは時間がかかるが、これは

かけるべき時間で結果的には

マネージャーの出せる結果が

増えることになります。

この場合は“信頼“がキーになっています。

父親である著者が最後まで

息子を信じそのことが

息子の信頼にも繋がったのです。

信頼ほど人をヤル気にさせることは

ないのです。

信頼されていると思えば

自分の最高の力を発揮して

信頼に応えられるレベルへと

能力を引き上げることができます。

それには時間と忍耐が必要ですが

この方法がうまく機能するように

なれば、

少ない時間ではるかに多い効果を

得ることができるのです。

まとめます

“使い走り“ではなく全面的デリゲーションは

人間関係の構築なので時間はかかるが

うまく機能し始めるとより多くの効果を

生むことができうまく回り始めて

浮いた時間をまた人材育成に使える。

これが

本来のマネージャーの使うべき時間で

これがうまくゆけば

また、効果的な結果が多くなると

いうことです。

テクニックとしては

任せる相手の能力が未熟なら

望む結果のレベルをさげ

ガイドラインを増やし

リソースを多めに用意し進捗の報告を

受ける機会を頻繁にし

結果がすぐわかるようにする。

そのような工夫もしながら

用いることが組織の成長には

必要であると著者は言っています。

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