夫婦の価値観の違いが生む相乗効果 7つの習慣⑨ スティーブンRコヴィー著

7つの習慣7つの習慣
スポンサーリンク

離婚の原因では

「価値観が違った」などと言う

ケースが良くありますか

“価値観の違い“があるとやはり

お別れしないといけないので

しょうか?

では、人の価値観は同じな人は

いるのでしょうか?

著者は、逆に

この違いが夫婦関係において

相乗効果を生むための大切なこと

であると言っています。

本書説明

著者は『タイム』誌が選ぶ世界で最も

影響力のあるアメリカ人25人の一人に

選ばれた国際的に高く評価される

リーダーシップ論の権威

家庭問題のエキスパートで教育者

コンサルタントとして活躍。

本書の『7つの習慣』は全世界で

販売部数3000万部を超え

40か国語に翻訳され、20世紀に

最も影響を与えたビジネス書の1位と

して紹介されている。

 

夫と妻の希望の違い

例:長期休日の過ごし方

夫は家族で湖に旅行を計画。

子供たちも楽しみにしていた。

妻は病床にある母親が気になり

この休みを使ってお見舞いに行きたい

と思っている。

そこでお互いの意見を言い合う。

夫:「もう計画はできている。

   子供たちも楽しみにしている

   湖畔旅行に行くべきだ!」

妻:「でも、母もいつまで元気で

   過ごせるかわからないから

   少しでもそばにいてあげたいの!」

確かにこれは難しいそうです。

妻の母親と過ごせる時間は

今だけなのだと言う

リミット感は重要なことだと

思うし旅行中万が一のことがあれば

わがたまりができてしまいそう

けれど

夫は子供たちのことを

考えている。

楽しみにしていたし

おばあちゃんのところで

退屈して騒がないとも限らない。

祖母も不機嫌な孫を見るのは

いやかもしてない。

そんなことも考えて

夫は旅行へ行くべきだと言う。

別行動となると

お互い、不満と罪悪感が残り

その雰囲気を嗅ぎ取った

子供たちも楽しめない。

どれを選んでも

何年にもわたり、

この時の休日のことが

ことあるごとに持ち出されそうです。

価値観の違いが絆を強くする

上記の例のようなことが

相手の無神経さや思いやりのなさ、

優先順位の決め方の甘さを

感じるきっかけになってしまう。

このことが火種になり夫婦の絆を

断ち切ってしまうかもしれない。

あんなに愛情に満ち夫婦となったのに…

こうした出来事の積み重ねが

憎しみ合う関係になってしまうのは

よく聞かれる話です。

しかし、著者は

この違いがあってこそ

二人はもっと近づき

絆を強くすることもできる

と言っています。

第3の案

もともと夫婦は他の関係より

“信頼“の度合いは高いので

心を開き話しやすい関係では

あります。

ここで夫婦は相手の身になって

話を聞き、相手を理解しょうと

努力をしなければなりません。

そうです。

それぞれが出した案よりも

さらに良い第3の案を見つけましょう

ということです。

そのためにも愛情を持って

コミュニケーションを深めましょう。

では、お互いを理解するとは

どういうことでしょう。

夫は病床の母親に会いたいと

思っている妻の気持ちを

「そりゃ会いたいよなあ〜」と

行った感じで理解する。

母親の世話を任せている姉の

負担を軽くしてあげたいと

思っている妻の思いを

「義姉さんに申し訳ないよね」

などと言いながら察してあげる。

妻にとっては旅行で釣りをするより

母親を見舞う方が大切なのは

もっともだと理解する。

妻は家族で旅行するという

息子たちの一生の思い出に残る

経験をさせてあげたい夫に

「何日も前から準備して釣り教室まで

通ってたもんね。

息子たちのためにも行ってあげたいよね。」

と共感する。

妻にとっても息子たちはかけがえのない

存在なのだから…

そうやったお互いを理解しあって

いることがわかれば

両方の希望が叶えられる

“第3の案“も浮かんでくるだろう。

例えば、

週末の度、家事や子供の世話は夫が

引き受けて妻は頻回に

見舞いに行けばいいと

夫から提案してみたり

おばあちゃんの近くで釣りができる

ところを探し

計画していたほどの規模では

なくても屋外というだけでも

子供達にはいい思い出にあるだろう

などの案も出てくるだろう。

お互いの状況や心情を

慮ることができれば

解決策は自ずと出てくるのです。

違いを尊重する

この発想が大切だと私は思う。

自分が見てたり感じたりする世界が

“ありのままの世界“だと

思ってしまうのは危険なことで

あると著者も言っています。

同じものを見ても他者は

自分が見た見方とは違う見方を

しているのです。

自分の見方には限界があり

自分が見えていることが

全てではないということを

知らなければならないのです。

二人が違う意見を主張し

二人とも正しいということは

理論的にはありえないが

心理的にはあり得る。

それを同じと思っているだけで

実際は解釈の違いで見方が

少し〜大きくそれぞれ違うのです。

違って当たり前、同じと思っている

のは錯覚ということなのかも

しれません。

その違っていると認めつつ

その違いを尊重し

どちらも正しいのかもしれないと

思わなければ他者との相乗作用は

望めず

「あれかこれか」という

二者択一の人生となり

第3の案という相乗効果を得る

人生が何倍も豊かになるという

体験が得られず

自分の限界から抜け出ることが

できません。

感想

著者は

二人の人間の意見が全く同じなら

一人は不要

とまで言っています。

あなたは私と違うから

話してみたい動機が生まれる

ということでしょうか

違いを尊重することは

夫婦関係をより豊かなものに

するだけではなく

自分自身の視野も広げ

自分自身が誇らしく思える

ことでもあります。

だだ、私の場合

後になって

「あー彼はこう考えていたんだろうなあ」

と慮ることができる時があるのですが

その時は

自分の伝えたいことを

わかってほしい!「うん!」と

言ってほしいばかりで

そんな余裕のない戦争状態w

でも、後で思ってあげれるのだったら

少しでも早く

理解を示す方が省エネでしょうね。

7つの習慣
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント