進路のことが上手に息子と話せない 7つの習慣⑧ スティーブンRコヴィー著

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日頃は忙しくしている父親も

子供が進路を決めるとなれば

気になって仕方がない。

しかし、子供も大きくなり

特に男の子となると

面倒くさいのか、恥ずかしいのか

親とはなかなか口を聞かなくなる。

特に父親とは…

しかし、進路については

親も子の一大事。

是非聴いてみたいのにうまく

いかない!

挙げ句の果てには、全く口を聞かなく

なるケースもあります。

どのようにしたら、子供の心を

開くことができるのでしょう?

本書には参考になる

「第5の習慣」でその話をしています。

「あ〜そんな感じ」という箇所が

あったので紹介します。

本書説明

著者は『タイム』誌が選ぶ世界で最も

影響力のあるアメリカ人25人の一人に

選ばれた国際的に高く評価される

リーダーシップ論の権威

家庭問題のエキスパートで教育者

コンサルタントとして活躍。

本書の『7つの習慣』は全世界で

販売部数3000万部を超え

40か国語に翻訳され、20世紀に

最も影響を与えたビジネス書の1位と

して紹介されています。

息子のことが理解できない

「私の話を全く聴こうとしない

 息子が理解が理解できない!」

というお父さん。

「私は息子の気持ちはわかる。

 私も学生の頃に同じような

 経験をしているから!

 でも、私と話したくない息子の

 気持ちはわからない。」と

続けて言います。

なるほど、母親よりも父親の方が

息子とは話しにくくなるのは

そのせいなのか…

著者は

この「自分の自叙伝を引き合いに出す」

父親の態度が息子を頑なにさせると

言っています。

これはまず自分が理解されたいのであって

独り言を言っているだけなのです。

だから、

相手の内面で何が起こっているか

理解できないのです。

まずは相手をひたすら理解する

「進路はどうするんだ?」

「父さん、僕は医者にはならないよ」

「どうしてなんだ!」

「(医学には)興味がないんだ」

「お前は医者という仕事がどんなに

 素晴らしい仕事なのかわかっていない。

 お父さんも学生の頃、親に勧められて

 医学部へ行ったが今では良かったと

 思っている!

 医学部も考えてみないか?」

「俺は、Aのように機械の勉強がしたいんだ」

「“機械“の勉強って具体的になんだんだ?」

「そんなのわからないよ。

 とにかく医学部でなく工学部なんだ」

「“わからない“とは何事だ!

  将来のことを真面目に考えているのか!

 それで食っていけるのか?」

「もういいよ、

 父さんこれ以上話したくない!」

とこんなパターンが多いのでは?w

息子の様子が気になったり、心配している

気持ちはわかりますが

息子の話は言葉だけで聴いているだけで

全く理解できていません。

こんなことでよく

「自分と話さない息子の気持ちがわからない」

と言えたもんです。w

特に普段忙しくしている父親は

子供が成長すると

接する機会が少なくなり

“信頼関係“を築くことが

難しくなっています。

それなのにいきなり進路のことに

なると焦って接触を試みたものの

自分の気持ちを押し付けただけで

自滅してしまいます。

著者は本書で

言葉だけで相手を理解しょうと

するのには無理があり

相手の視点に立って相手の見ている

のと同じ世界を見られるように

ならなければいけないと

言っています。

そのためには

人格を磨き(間に合うかしら?)

本当に理解したいという

純粋な気持ちを持ち、

高い信頼関係を増やし(間に合うかしら?)

共感による傾聴のスキルを育てる

ことが挙げられています。

共感による傾聴の四つの段階

本当に息子を理解したいと思う

純粋な気持ちを持ちあわしているのなら

このスキルを試してみよう!

 相手の言葉を繰り返す

一番効果が低い第一段階

相手の言葉をそのまま繰り返す。

しかし、これは人格ができてなくて

信頼関係も低い場合、

ちょっと、息子がばかにされたと

勘違いしてしまう可能性がある。

上記のような会話をしてしまう

父親には、無理があるかもしれない😆

「父さん医学部にはいかないよ」

「そうかいかないのか」って感じ

で簡単そうです。

これの良いところは

なんの評価もしない

質問して探る訳でも

助言もしていない。

自分の勝手な解釈もしていない。

著者はこの

評価、探る、助言、解釈をしてはいけない!

と言っています。

だからオウム返しのようでも

息子の言葉に注意が向いている

姿勢は伝えることができる。

自分の言葉に置き換える

第二段階だがオウム返しよりは

効果的である。

「医学部にはいかないよ」

「そうか、医学に興味はないんだね」

と少し、自分の言葉に置き換える。

そうしながら、息子はどうゆう

意味で今の言葉を発したのか

考えてみる。

著者はここでは

理性と理論を司る左脳だけを働かせている

と言っている。

相手の気持ちを言葉にする

第三段階に入り右脳を使う。

「父さん、医学部にはいかないよ」

「なるほど、どうやら他にやりたいことが

 ありそうだね。」

と言った感じでしょうか。

これは、すごく効果はありそうですが

このお父さんには

難しいのではないかと…w

これは、息子の言葉よりも

その言葉を発した息子の気持ちに

寄り添っているのを

表現できています。

第二段階、三段階のミックス

右脳左脳を使うと言う。

「僕は医学部にはいかないよ」

「なるほと、医学には興味がなさそうだね

 どうやら他にやりたいことがありそうだね」

単純にミックスした感じwですか💦

相手が伝えようとしている言葉と

気持ちを両方理解していることを

相手にアピールすることができている。

できなければNo Deal

人格を整えたり、信頼を増やすのは

気がついたらすぐできるという

ものではない。

そんな時は潔く取引しない選択もある

黙って見守るのは勇気がいるかも

しれませんが、何も考えず

愛情と言う名の“感情”をぶつけたところで

子供との溝を深めるばかりです。

信頼形成の逆の行為になります

まとめます

とにかく

評価、探る、助言、解釈はしない!

そして、相手の理解に徹する!

言葉で言い含めるのは無理なのです

「父さん、僕は医学部へいかないよ」

「そうか、医学部にはいかないんだね

どうやら、他にやりたいことがありそうだね」

「A君のように機械の勉強がしたいんだ」

「A君のようになりたいんだね」

「そうかな〜

 僕はA君みたいになりたいのかな?」

「まあ、将来食べていけるかは心配だけど」

「そうなんだ〜

 食べていけるか心配ではあるのか〜」

「まあ、機械の資格ってちゃんとした

 ものがある訳でもないしね」

「資格がないと言うのは食っていけるか

 心配なことなんだね」

「医者は資格があるよね」

「国家試験を受けるからね〜」

「そういう面では安心だよね」

「確かに、そういう面では安定してるね」

「医学部も考えてみようかな〜」

「相談に乗れることがあったら言ってくれ」

「頑張れよ!」

「うん」

となればいいけど!😆

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