ここでは、素人億万長者を生んだFXについて
書かれています。
FXとはForeign Exchange(外国為替証拠金取引）
海外の通貨と日本の通貨を両替すること。
海外旅行から行く時、帰ってきた時に
例えば、ドルを円に変えたり円をドルに変えたり
しますがその都度手数料がかかります。
その手数料が３％ですが
FXならとても僅かな手数料が０.０１％と
お得です。
ただFXの場合は画面上の数字でその時
手にお金
はありません。
ゼロサムゲームとは何か？
為替相場は上がったか下がったかしかない。
その際勝ち負けを合計すると
「ゼロサム」に
すなわち必ずゼロになる。
誰かが勝てば誰かが負ける。
コイン投げや半丁ばくちと同じだ。
著者はFXを説明するのに一つ例を
上げています。
日本の人口分の１億2千万が１００円を
持って「ジャンケン大会」をして
負けた方がその持っている１００円を
相手に渡す。
それを繰り返し勝ち続けると
２１回目で１１４人が１億を超える。
最後まで勝ち残ると
掛け金の総額１２０億円をゲットできる。
FXは、トーナメントではないが
予想を当てるひとと外すひととの
ゼロサムゲームである
とこの本では言っている。
本書ではこのことが簡略化されて
書いてある。
１ドル＝１００円、１万ドル（１００万）を
FXに投資するとどうなるか？
１ヶ月ごとに５％の利息ならば
１年間１２回連続で予想を当てたら
獲得する総額６０万円(単利）
２回目は賞金を含めた１０５万をを賭ける
ようにすると
獲得する総額は１７１万円（複利）
単利よりは複利の方がましであったとしても
１億にははまだまだ届かない。
そこで投資にレバレッジをかけていきます。
レバレッジをかけると
例えばは１０倍なら
１７１０万円に増える。
現在ではレバレッジ率２５倍まで。
それでもまだ届かない。
では、掛け金をふやしましょう
最初の掛け金を１２００万円にして
条件が同じでなら1億を超える。
もう一つは掛け金はそのままでも
予想を4年間（４８回）言い当てれば
利益が１億になる。
著者は
「全日本ジャンケン大会」で１００人以上
が１億円が当ったとたように
レバレッジ率の高いギャンブルに素人が殺到すると
１億万長者が確率的にはでない方が
不思議であると
言っています。
この本の引用参考させてもらいました
コメント