国民年金は有効な金融商品『臆病者のための億万長者入門』橘 玲著

橘 玲橘 玲
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国民年金の保険料納付率は6割を下回っているという。

納めない人は経済的な理由や将来本当にもらえるか
不安で納めない人もいるでしょう。
このように
一時的にお金を惜しんで納めないと判断するのは
「国民の義務」以前に
経済的に合理的ではないとこの本の著者は
言っています
日本の年金制度は、自営業などが加入する
国民年金とサラリーマンが加入する
厚生年金の二つの異なる制度の合体したもの。
そのうち国民年金は
所得にかかわらず60歳まで定額を積み立て
65歳から定額の年金を受け取る。
現在の国民年金は
月額16540円。
年間約20万円。
それを20歳から40年間掛け続けると
総支払額は約810万となる
それに対してもらえる予定の年金額は
月額5万4000円あまりで
日本人の平均寿命から総受給額は
男性で1157万円
女性で1690万円
この制度がこのままいくと
男性は払った掛け金の⒈ 4倍
女性は⒉1倍が戻ってくる計算になる
本書ではこれを利回りに換算して
国民年金は
男性は年利⒈48%
女性は年利⒉44%
それに加えて年金受け取る時の控除
障害年金や遺族年金も付加される。
この低金利の時代には
国民年金はかなり有利な金融商品である
そして
その制度はそれを運営する
厚生労働省にとって大きな規約で
収支を改善するからと言って金利を
マイナスにできない。
損をするのがわかっていて
国民年金保険料を払う者はいないので
その制度がこれより不利な状況に
なり得ないことも本書では
語られています。
ちゃんと収める方が得であると言うこと
ですね。
橘 玲
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