臆病者のための億万長者入門 橘 玲に学ぶ 損は得意より3倍も苦痛

橘 玲橘 玲
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夫が株式を初める時、一番気になったのはお金事態の

損より損した時の精神状態が
気になった。
だから、「損してもダメージ受けないでね。」
と釘を刺した。
確かに自分の資産が減るのは、いやだ。
できたら投資なんてして欲しくない。
しなければ得もないが損もない。
このように人間は得する喜びより
損する不安が大きいのです。
この本には、この事についてもう少し
詳しく書かれています。
参考にしながら考えていきたいと思います。

私たちはなぜ投資に失敗するのか?

100万円で買った株が150万円に値上がりした。
ものすごく嬉しいて思わずにやにやしてしまう。
でも、あまり儲かったのを自慢するのも
憚られるけれど
つい他人に言ってしまう。
あの時の判断が正しかった!
なんて自画自賛してみたり。
その一方で
株価が下落して50万円になってしまった時
1か月分の給料が一瞬で消えてしまった。
そのお金で海外旅行とかできてたのに…
「なんか胃が痛くなってきた。」
「これからは飲まず食わずの生活だ!」
家中の電気を消して節約しょうとしたり
家族が無駄なものを買ったら怒って
みたり…
得時の喜びよりも
はるかに上回る。
50万でのという金額は同じなのに
損得の感情の程度は同じではないことを
本書でも記されています。
ヒトの脳は「損すること」を
ものすごく嫌うようにできている。
そして、このことが資産運用の判断を
歪める大きな原因になると
示唆されています。
損した投資家たちが取りがちなロクでもない
行動とは
  1. ちょっとでも損すると慌てて売ってしまう
  2. 損失が大きくなると逆に売れなくなって塩漬けにする
  3. さらに損が膨らむと、一発逆転を狙ってハイリスクな取引を好むようになる

1の損切りが早いすぎるには、持っていて損失が

増えていくのがいやだから。
2は売却してしまうと負けが確定し損してします。
売らなければ負け(損)はない?
この負けた感を味わって不愉快になるたくないと
思っていることでしょう。
3はもう目も当てられないほど損すると
もう逆に無関心になりもう
投資したことさえ忘れてしまえたらかえって
いい方と著者は言っています。
自暴自棄になって撤退の判断もできず
破滅していく。
ここ最近は株式市場も右肩上がりで
平均的には得をした投資家がほとんど
だと予測できるのに
半分以上の投資家が損をしていると言う。
こんな時淡々と上がっている株は
持ち続けて
下がったら損切りして
とすれば、損の傷も浅く済むってもんなのに
うまくいかない。
結果から見ればそうなのですが
どの株が上がりどの株が下がるのは
を見極めるのは誰にとっても難しい!
この時少しでも的確な判断ができるように
なるには、この認知の歪みを治す
(損も得も同じ程度の感情にする)
ことが大切なのですが
これは
禅の修行で悟を開いている僧侶でも
難しい。
(高野山の僧侶がハイリスク商品に手を出し
30億円をリスク商品に突っ込み
15億3000万の損を出してしまった)
損したくないという感情に負けてしまった
結果、破滅に近い状態にまでなってしまう。
著者は、シンプルな
解決法として「投資しない」
ことだと言っています。
損することも得することもない。
嬉しいもなければ不快もない。
厳密に言えば
預金にもリスクがありますが
積極的に動いた時のリスクよりはかなり
低いでしょう。
このように(夫のように)損することを
嫌いマインドが歪んでしまう人は
もう、投資などしないか
インデックス投資にすると良いと
この本では書かれています。
分散投資をすることでめっちゃ儲かる
ことよりめっちゃ損しない
投資の仕方ができる事になります。
この買い方やなぜ損しにくいかなどもこの本に
書いています。
橘 玲
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