医学部や最難関大学の合格者には
中学受験を経験した者が多いことは
よく知られている。
生まれながらの資質との関係
経済的にも家族の支援にも恵まれた
医学部受験生であっても
多浪してしまう原因として
生まれながらの資質の有無が
関係していると
本書には書かれています。
この本を参考に中学入試について
考えていきたい
と思います。
「資質」と直面する中学受験
「資質」と直面するのは
中学入試の現場です。
特にその最上位層になると
子供の努力 親の支援では
乗り越えられない
学力の差に直面することが多い
多くの親が中学受験に
本格的対策を取り始めるのは
小四ぐらいから。
それ以上早期に始める親もいるが
実際は、早期に入った塾生によって
最高位クラスの席が占められる
ということはない。
最高位クラスに限っては
早期教育、親からの支援が万全で
あっても
その効果は限定的である。
それは5年生あたりから
難解になってきて親の理解や指導が
及ばなくなり
子供は収まる所へ収まっていく。
塾での順位付けで「適正」を知る
塾での最上級クラスでの
順位付けとテストのラッシュで
受験勉強に対しての「適正」
を知ることができる。
この「資質」がある者を
選抜するのが
この格付けが
大学入試まで連動していく。
私立中学入試への「適応」が
そのまま
最難関国立大学入試試験への
「適応」となる
よって競争が厳しい難関中学で
あればあるほど接続する高校の
大学進学実績が良好となる。
まとめ
「資質」を前には
早期教育も親の支援も関与できない
歯痒さがあります。
一般的の相対貧困のため、
子供の伸ばすための
教育資金がない
家族が増え、結局はお金の
有無で学力に違いができるなど
と言われていますが
経済的や親の全面的な
支援があったとしても
それが
最上位クラスでは効果を
発揮することが
できないのです。
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