医学部数学が簡単ではない理由 数学の距離感

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医学部の場合

他学部と違い3浪 4浪が珍しくない。
この多くの理由は数学との距離感だと
の中で書いています。

数学が簡単ではない理由

数学的思考が、日常とほとんど連動していない

数学の克服が英語や国語ほど
簡単ではないのには
言語を離れて人間は
生きていくことができないが
数学で問われる思考様式は生存に必要ない

勉強量だけではない

言語に関する学習は、
年齢が進むにしたがって語彙力が増し、
そこに単純暗記を駆使した知識を加えていけば
直線的に学力が高まり
ある日いきなり成績が上がることがある
数学は分野ごとに精密な
基礎トレーニングを要するが
それらは相互的に連関せず、
最終的に統合されるわけではない
上記の本にはこのように書かれていますが
正直に言ってわかりにくいと思います。
このことを踏まえつつ
2人の息子を見ていて思うことを書きます。

中学受験の数学が医学部のアドバンテージ

そもそも理系なので
数学が大事なのは、わかります。
医学部に置いてはこの数学勝負という
側面が多いにあります。
医学部の試験の配点の傾斜が
数学に傾いている大学
が多いです。
医学部に中高一貫の私学の
子どもたちの方が実績が良いのは
算数のでき次第で
生徒は選抜されているからです。
子どもが小学校の時に行っていた
塾のクラス選抜も同じ点数でも
算数の点の割合が多いと加点されもう一つ上のクラスへ
入ることになります。
数学には資質も関係していて
小さい時から数字が好きで
慣れ親しんでいる者に
アドバンテージがあり
それが大学受験まで影響することになります。
都立ですが日比谷高校の躍進は
入学可能範囲を広げて、
入試問題の数学を難しくした点にあると
本書にも書いてあります。
また、
関西の方が関東より医学部受験が多いのは
関西は入試試験が数 理 国の3科目
関東は数 理 国 社の4科目
関西の中学受験の方が
数学猛者が集まりやすいからかと
思います。
もうこの辺りになると数学が得意の言うレベルではなく

数学愛好家レベルの受験生

この人たちは、考える前に手が動き、
正しい過程を経てあっという間に
正解に至る。
暗記数学では太刀打ちできません。
数学がそれほど得意ではないが
医学部へ行きたい
となると相当の覚悟を要するでしょう。
他の科目でカバーするとなると
「英語や生物でひっくり返してやる」
くらいの気概が必要です。
あまり数学が得意じゃないなぁと思った時
数学愛好家との差が
得意 不得意のレベルではないと言う
この距離感をわかった上で
他の科目でひっくりかえしていきましょう。
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