簡単に  わかりやすく 14歳からのお金の説明書 信用創造 銀行の錬金術

14歳からのお金の説明書14歳からのお金の説明書
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世界の金融市場で行われている

外国為替の取引額は
2013年の統計では
1日に平均5兆3450億ドル。
この日本の年間国家予算の約2000倍
の巨額のお金など
外為市場に存在していません。
何故なのか?

信用創造 架空のお金を増やす銀行の錬金術

不思議なことに
東芝が7000億円の負債だとか
日本郵政が海外投資の失敗で4003億円、
NTTドコモは海外企業の買収によって
1兆2000億円も損をしているのに
なぜ経済が傾くことなく
企業も存続するのでしょう?
これはやはり…
錬金術でお金を作っているとしか思えない!

銀行はいらないのか

なんか最近はネットバンキングとかで
銀行いらないんじゃない
なんて思ってた私はお馬鹿さんでした😢
まあ窓口がいらないってだけで銀行は
いるよね。
なんとなくだけど…
実は、ここで失われたのは
私たちが毎日手にする現金ではない
のです。
日本国内には、約102兆円の
紙幣が流通しています。
その中から失われたものでは
ないのです。

ゴールドスミス 信用創造の始まり

17世紀イギリスでのこと
ゴールドスミスさんと言う
貴金属を売買していた人がいました
みんな、スミスさんから金を買っては
スミスさんのところに保管してもらって
必要な時必要な分だけそこから
出してもらい使っていました。
スミスさんの金庫には
9割の金がいつも残っていて
使われるのは1割ほどでした。
すると、他のお客さんが
残ってる(余ってる)なら貸して欲しい
と頼みます。
スミスさんは
「ひとさまのものは貸せませんよ
それはダメでしょう?」
他のお客さんは
「どうせすぐには、取りに来ないので
ちょっとくらい貸してよ」
スミスさん
「じゃあ直接金は渡せないけど
保管証明書みたいな証書をだしますよ」
他のお客さん
「スミスさんが証明してくれたら
信用される」
そして、残り9割の金は保管したまま
証書として貸し出しました。
これが銀行の始まり。
現物を残したまま、信用という紙切れを
金に見立て流通させていきました。
9割の金とスミスさんが金に見立てた
9割分の証書。
もう、金が倍になった感じになってます
銀行の役割はこの錬金術なのです。

架空のお金を「信用」で生み出す

この見立てた紙切れが有効(金と同じ価値)
なのは、人々がその手形を信用したからです。
これが発展して銀行券が誕生。
例えば、
A銀行100預金
B企業に10残して(預金者が引き出す分を確保)
90貸す。
B企業は90をC銀行に預ける
C銀行は9残して
81をD企業に貸す
D企業はE銀行に81預ける
E銀行は⒏1残してF企業に72.9貸す
F企業はG銀行に72.9預ける
G銀行は⒎29を残して65.61を…
とこれだけでも
100+90+81+72.9+65.61=​409.51
に増えている。
最初は100なのに…
このシステムの利点は、
企業か必要としている資金を
速やかに用意することができる
帳簿上のお金だからね。
国全体の経済成長を促進できる
しかし逆回転し始めると
架空のお金が金融市場に流れ込む
危険がある。
しかし、信用という人の気持ちが
お金を作るとは
驚きです。
この銀行の役割を知る事も
経済市場を知るのに大切な事なのです。
今回はこの本を引用参考にしました。
図解でわかる 14歳からのお金の説明書
インフォビジュアル研究所
図解でわかりやすく書かれてます。
例えば 外国為替市場は
FullSizeRender
        こんな感じ😆


14歳からのお金の説明書
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