【中性脂肪】肥満の象徴 TGを下げる方法 『「代謝」がわかれば身体がかわる』大平万里著

代謝「代謝」がわかれば身体もかわる
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健康診断の結果を見るとき

何故か異常値だと罪悪感を持ってしまう

値が「中性脂肪」だ。

何故かわからないけれど

自分が悪いような、だらしがないような

そんなモヤモヤした気持ちに

なるのは、

中性脂肪の値は体重の増加や

プロポーションに関わるという

“目に見える“形に変換されるから

ではないのでしょうか?

本書では

理学博士で生物や化学系のライターと

して脂質の代謝に関わる「中性脂肪」は

どうやったら下げることができるのか

解説しています。

中性脂肪の分解の目的

中性脂肪も目的なく勝手に分解しない。

その目的は、

「減量すること」でも「体型を補正すること」

でもない。

生命活動を維持するためのエネルギー(ATP)や

熱を需要に応じて生産するため

である。

中性脂肪の多くは脂肪細胞に

存在している。

一般的には「余計なお肉」と蔑まれている

ところに多いのだ。

この白色脂肪細胞の中性脂肪が

ATP生産のためのエネルギーとして

使われることが

中性脂肪を減らすことになり

そのことで、「余分なお肉」も減らすことが

できるのだ。

中性脂肪の分解がおこる「きっかけ」とは?

それは

血糖値が低い状態が一定時間継続すること

と著者は記しています。

血液中に余分な糖質(グルコース)が

ある限り

中性脂肪の分解は起こらない。

何故なら、

余剰の糖質がエネルギー(ATP)の合成に

使われるし

逆に中性脂肪の合成も進み

中性脂肪の分解の流れが

起こらないからだ。

しかし、糖質の供給がしばらく外部から

なければ

まず、グルコース(糖質)の備蓄形態の

グリコーゲンがどんどん減っていく。

そして足りなくなれば

次は、アミノ酸(タンパク質)から

グルコースを合成する。

しかし、これにも限界があり次は

中性脂肪(脂質)の出番がやってくる。

中性脂肪の分解が発動する。

空腹時は中性脂肪は優先的に利用される

血液中に“糖質“が減ってしまっても

中性脂肪を構成している

“脂肪酸“が“糖質“に変換されて

エネルギーとなることはない。

中性脂肪も立派にエネルギー(ATP)の

合成に利用される。

ゆえに、

空腹でグルコースの蓄えがない状態なら

中性脂肪の分解が進む。

さらに

空腹時にエネルギー(ATP)の需要が

大きければ

なお中性脂肪の分解が激しくなる。

著者は

理屈の上では

「中性脂肪を減らしたいなら

 腹が減っていると時にこそ運動せよ」

と本書で言っています。

まとめ・感想

若い頃だと、

色々夢中になってやっていると

「あれ、お昼ご飯食べたかな?」なんて

思うこともあったけれど

今は、時間潰しに何か食べている時が

ある。

じっとして、

エネルギーの消費の一番少ないときに

猛烈に食べてくなるのでは

中性脂肪が使われるまでの道のりは

遠いものです。😭

私の血液中から

“糖質“も“アミノ酸“もなくなる日が

くるのでしょうか?

また、下腹をつまみながら

おやつを食べて

昼寝をにてしまったことを

後悔する日々なのです。

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