【エリスリトール】甘味料 無用な栄養として排出される『「代謝」がわかれば身体がわかる』大平万里著

ラカントS「代謝」がわかれば身体もかわる
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お腹の周りの憎きお肉は

脂肪やお肉の取りすぎで

増幅していくのではなく、

糖質が諸悪の根源で糖質の摂取量が

過剰になると皮下脂肪や内臓脂肪に

置き換わることは

本書を読んでわかったことですが

糖質を制限するのは

お肉や油物を控えるより

難しいことです。

この“糖質“を無能にできれば

良いと考えてしまうのは私だけで

しょうか?

理学博士で生物・化学系ライターの

著者が人は意外と必須の栄養素以外

「無能」なものを摂取しては速やかに

排泄していると本書で行っています。

その中に“糖質“を無能化できる

ヒントがありましたので

紹介します。

何も作用を起こさない「無能」な化合物

必須栄養素(糖質、タンパク質、脂肪)など

やビタミン様物質などよりも

人はそれ以外の化合物の方が

多くとっている場合があると

本書では記しています。

その中には、

よほど大量に摂取しなければ

なんの作用も起こさない

「無能」な化合物や微量でも

身体に大きな変化を及ぼすものも

あるかもしれない。

何も作用を引き起こさない

「無用」な化合物は身体にとっては

あってもなくてもいいので

ほとんど吸収されずそのまま

小腸を通過する。

成り行きで吸収してしまったものも

私たちが自覚することなく

肝臓や腎臓を経由して迅速に

尿より排泄される。

「エリスリトール」という甘味料

上記の「無能」化合物の例として

「エリスリトール」という甘味料がある。

甘み成分だが、ほとんどが

小腸で吸収され、

何ら“代謝“を受けることなく

そのまま尿へ排泄される。

しかし、

一度に数10グラムも摂取すると

代謝に組み込まれない化合物が

そんなに

大量に体内に吸収されては困るので

エリスリトールの大部分は吸収されず

そのまま、小腸を通過して大腸に移行、

大腸でエリスリロールが

水分を集めて、下痢症状になる。

この甘み成分が

吸収されないところまではよかった

のですが

出口で大混雑すると“下痢症状“と

いう問題を起こす。

「ラカントS」羅漢果(ラカンカ)の抽出液

これは100%植物由来の甘味料。

砂糖と同量で同じ甘さを味わえる。

羅漢果から

エリスリトールが精製された

「ラカントS」という商品が出ています。

カロリーは0%です。

上記のような経過を辿るので

“糖質“をなかなか減らせない場合は

この商品に普段使っている砂糖を

置き換えると甘みを我慢する

ストレスが少しは軽減するかも

しれませんね。

“魅惑の粉“って感じ!

「ラカントS」使ってみた

甘さは確かに砂糖と同じ

(ちょっと控えめ?)

ですが

これを使った料理を飲み飲んだ後も

舌に貼り付いたような甘さが残る

感覚があるのは私だけでしょうか?

それと、

温かい料理には溶けやすいのですが

酢の物のような冷たいものは

溶けにくいので

味にばらつきが出てしまいます。

冷たいものにはシロップタイプが

良いかもしれません。

そして、

色が淡茶なのでお寿司の酢飯など

白く仕上げたいものには

使いにくいです。

感想・まとめ

“糖質“を遠ざけるのは

至難の技でそれなら

いかに吸収させないかに

かかっていると言ってもいいでしょう。

上記の商品のように

甘みは感じるけれど、吸収はされない

という都合の良い甘味料も開発されている。

それには

コストや時間もかかることでしょう。

できれば、意識を高めて

控えることができれば一番身体には

良いのでしょう。

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