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蜘蛛の糸

【感想】蜘蛛の糸はなぜ切れてしまったのか? 蜘蛛の糸 芥川龍之介著

この短編の主人公、犍陀多(カンダタ)は 人を殺したり、家に火をつけたりと悪事を はたらいていた、とんでもない男だった。 しかし、小さな蜘蛛が側に来ても それを踏み潰さなかった。 それを極楽から見ていた ...
杜子春

【感想】生きる気力を呼び戻した母の声 / 杜子春 / 芥川龍之介著

このお話は中国の唐の時代の話。 落ちぶれたおぼっちゃま杜子春が 本当の幸せとは何かを悟り 生きる気力を取り戻す物語と なっています。 そして、子育てに疲れた母さんにも 必見のストーリーになっています。 ...
高瀬舟

【感想】ユウタナジイ 安楽死 命は誰のもの? 高瀬舟 森鴎外著

高瀬舟とは、古くは貨客を運ぶ 河川や浅海の小舟ことで この小説では、遠島を申し渡された 京都の罪人がこの小舟で護送される ところから始まる。 京都からこの川を下り 大阪まで行く道中で それに同行し...
こころ

【感想】傾倒と恋愛 こころ惹かれるものとの関わり合い こころ 夏目漱石

私はこれといって立派な仕事を しているわけでもない先生を慕って 付きまわる。 それは傾倒なのか恋愛なのか? <br /> 「恋は罪悪ですよ」 先生は恋=罪と言っています。 カッコ...
博士が愛した数式

【感想】美しい数式になぞられた生活 博士が愛した数式 小川洋子著

よく数学者は数字の並びを「美しい」という。 例えば「この公式の美しさがわかる?」 とか 「世界一美しいと言われている数式」 なんてことを言ったりする。 本書の「博士が愛した数式」にも いろんな数学で使わ...
自分のことを話すな

【レビュー】一歩踏みこんだコミュニケーション 自分のことは話すな 吉原珠央著

自分のことを根掘り葉掘り聞かれるのが あまり得意ではない私。 「自分のことは話すな」という タイトルから 自分のことをさらけ出せないがために 相手とのコミュニケーションに 消極的になってしまう人には ...
コンビニスイーツ

【感想】LAWSON パリムッシュ ブリュレパイシュー とろ〜りクリーム入り

ダイエット中にもなのにもかかわらず パッと目につき素早く買い物かごに 入れてしまっった! それは、「ブリュレパイシュー」という 言葉が目に飛び込んできたからだ。 ブリュレとは フランスで「焦した...
名もなき家事

名もなき家事 梅田悟司著 ②やってもやっても終わらない家事

家事をしていたらいつの間にか 1日が終わってる。 夕日を見ながらまどろんでいると 家族が帰ってきて 「今日、家で何してた?」と… 「料理、洗濯、掃除、買い物あとえ〜と」 旦那 そんなん聞いてませんけど?...
名もなき家事

【考察】名もなき家事 梅田悟司著 目に見えない考える家事

「今日一日何してた?」 とこの言葉を仕事帰りの旦那に 投げかけられた時の倦怠感。 確かに一日中家事に勤しんでたけど 聞かれると答えられるのは 調理、洗濯、掃除、買い物の4つ程度。 けれどめちゃ忙しいかっ...
沈黙

【感想】沈黙 遠藤周作著 ② キチジローの信仰

この物語は宣教師ロドリゴの生涯を 中心に書かれた本ですが 日本人の「キチジロー」はこの 高尚で誇り高いロドリゴと対照的に 描かれたこの物語の重要な信者です。 同じキリスト教信者でも 全く違うのです。 ...
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