【効率的に学ぶ】学ぶことは愛すること 座右のゲーテ 斎藤孝著

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仕事でも家庭でも

相手の言っていることが素直に

納得できない時と

スムーズに納得できる時がある。

相手は必死に私を諭そう、

教えてあげようとしているのに…

そんな時その原因が

「理論的でない」

「説明が分かりづらい」

「話の要点が明確でなく長い」

「言い方がきつい、恫喝されているようだ」

など、いろいろ考えているときに

この『座右のゲーテ』

壁に付き当たったときに開く本

を読んでいるとヒントが少し書かれていた

ので紹介したいと思います。

著者紹介

斎藤孝(さいとう たかし)

東京大学法学部卒

現在、明治大学文学部教授。専門は教育学。

著書に『声に出して読みたい日本語』

   『読書力』など多数。

人はだだ自分の愛するものからだけ学ぶ

これを聞くと相手のことが

納得できないのは、

相手自身に好感が持てていない

からかと思うと

今まで素直に納得できなかった原因を

あれこれ考えていたのが

バカらしく思える。

こんな時は変に理屈で納得しようとして

言葉を重ねるより

「相手に好感が持てないからだ」

と思って手短に表面的に

合わせて、距離をとるのが一番

なのでしょう。

大切なことを、学びたい時

上記のことを考えると効率よく

何か学びたいと考えた時

誰かれ構わず「学ぶ」ことは

できないということでしょう。

自分が惚れ込む人から学ぶ

この惚れ込んだ人とはどんな人なのか?

好感が持てるだけではなく

本書では

自分とスタイルが似ている人

としています。

私は普段、どんな本を読もうかとと考える時

自分か想像もつかなかったことが

書いてあるかと

期待して読むというより

もともと、自分の考えの中に

あったことをなぞるような内容に

期待しそしてそれに出会えると感銘を

受けやすかったりするのと

同じで

まさしく、惚れ込みやすい相手と

いうのも、自分に似た人なのです。

反対にとても素晴らしい人でも

自分とは全く違うスタイルの人からは

遠すぎて手が届かないゆえに

「学ぶ」に至らないということですね。

学ぶことと愛することの密接な関係

「之れを知る者は之れを好む者如かず」

と孔子は言っています。

“それを愛してしまう人には勝てない“

「学ぶ」ことの困難さや

受け入れる柔軟さ素直さを発揮するには

「学ぶ」にふさわしい人選が大切だと

いうことですね。

まとめます

一生懸命相手に理解してもらおう

と内容を吟味に言葉を重ねても

相手が自分を愛するまではいかなくても

信頼してくれないと

何をしても相手を説得することも

自分も納得することも

できないものなのだと

分かりましたね。

それがわかっただけでも

性分の合わない人との会話でも

変に争わなくて済む気がしますね。

著者がゲーテの残した言葉を参考に

少し、行き詰まった時の

考え方のヒントが記されています。

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