【考察】有名人をバッシングする心理 正しさをゴリ押しする人 榎本博明著

正しさをゴリ押しする人正しさをゴリ押しする人
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失言した有名人や商品に不具合が会った企業や

窓口対応がまずかった公共機関

などネット上で叩く書き込みがあると

相手が謝罪したり困惑したりする

様子がよく報道されたり

しています。

この実際会ったこともない相手に対して

これほど攻撃的になれるのは一体

どういう心理状態なのでしょう

本書を参考となることが

載せてあったので確認してみたい

と思います。

メサイア・コンプレックスとは

人の無意識層に形成される劣等コンプレックスの一種

周囲の人に

「そこまでムキになるほどのことじゃないだろうに」

「そんなに事を荒立てる必要はないのに」

と思われている人がいる。

本人はおかしなことがあっても見て見ぬふりを

している連中とは違い

言うべきことは、きちんと言う自分は

「正義のヒーロー」などだと自己陶酔してしまう

この自己陶酔のために冷静に現実を見ることが

できず、

「どうしてこんな簡単なこともわからないのか」

と相手を時に攻撃してしまう。

これは、自分の有能さを発揮できなかったり

周囲にうまく溶け込めず不適合感を

持っていたりすることによって

無意識に劣等感を抱え

それを振り払おうとするように

「正義のヒーロー」気取り

自分の思う悪を叩く。

このような心理がバッシングへと

駆り立てる。

自己効力感を高めたい

なぜそこまで攻撃的になるのかと

思いたくなるのだが

自分の発言が相手にダメージを与え

相手が困ったり、自分にひれ伏せたり

することで

「自分の力」を感じている。

これを自己効力感、自分はやればできるんだ

という感覚を追求している行為なのです。

それは普段の生活では

自己効力感が低いから起こるである。

だから、自分に自信を持ちたい

自分に価値を感じたいといった思いが

強いと現れてしまう攻撃なのです。

自分があったこともない有名人や権力がある

組織を叩けば叩くほど自己効力感が高まる

この経験は癖になり

執拗に攻撃を続ける。

TPPモデルとは

心理学者ジョーダンたちが唱えた

third party punishmentモデル

利己的な行動に対して処遇を与えようと

するのはなぜか、しかも直接自分が被害に

あったわけでもないのに

無関係の第三者として処罰しょうとするのは

なぜかを説明するモデル。

それは、自分は利己的な人間ではない事を

証明したいために利己的な行動をとる人を

バッシングする。

こういう人の場合、

本当は自分に後ろめたさがあったり

自分の正当性に自信がなかったりする。

人から信頼されている自信がないから

利己的な行動をとる人を

必要以上にバッシングしなければ

ならなくなっている。

シャーデンフロイデとは

「人の不幸は蜜の味」といった心理。

本人は自分の批判は正しいと思っているが

明らかに周囲は冷静に見て

妬みから揚げ足を取っているようにしか

見えないケース。

自分の幸せより他人の不幸を求める心理。

人の不幸を喜ぶなんてと思っていても

本当にそういう気持ちがないと言い切れる

人が何人いるか

芸能人スキャンダル記事が掲載されると

よく雑誌が売れるのもそのせいといわざろう

得ないでしょう。

正しさをゴリ押しする人
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