肥満と睡眠不足 食事誘発性熱産生『SIeep、SIeep、SIeep』サンマーク出版

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大食漢にもかかわらず、

そして、

スポーツもほとんどしないのに

まったく太らない人物が…

そんな人にたまに出会うことが

ありますが

これらの人を羨む気持ちに

なるのは私だけでしょうか?

どうして

こんなことが起こるのかを

本書で解説しているので

紹介します。

「食事誘発性熱産生」とは?

食べても太らない人の特徴は

ここでは「食事誘発性熱産生」の

ためではないかと

著者は書いています。

エネルギーを体熱として消費する

これら“太らない“人は

おそらく食料の利用効率が悪く、

平均的な人のようには

栄養を燃料にうまく変換できない

代わりに

その変換できなかった栄養の大半を

熱に変えて消費しているので

エネルギーの多くは残らず

簡単には体に蓄えることは

できない(太らない)ということ

なのです。

そもそもエネルギーを蓄えるようにできている

すぐに太ってしまう人は上記の

ことの逆のことが起こっている

のです。

「食事誘発性熱産生」が低いと

エネルギーを脂肪に置き換えて

しまうのでズバリ“太る“のです。

もともと、石器時代には

獲物が取れなければ、何日も食事が

できないこともあり

体がエネルギーを蓄えようと

することはその時代では

利点であったので良かったのですが

食べ物がいつでもある

現代では

そのような体質では

体重増加の危険に常に晒される

ことになるのです。

一日を通して熱生産は変動する

「食事誘発性熱産生」が

占める割合は

エネルギー代謝全体の約5〜10%に

すぎないのですが

大半は基礎代謝、すなわち

“安静時に変換されるエネルギー“

なのですが

釣りも積もれば山となるでは

ないですが

毎日100kcalの余剰カロリーを

蓄えても

一年で4.5キロ体重増になるのです。

これと「睡眠」との関係を

本書では紹介しています。

睡眠とどう関係があるのかというと

一日を通して熱生産量は変動する

するからです。

「食事誘発性熱産生」と睡眠の関係

それは体温に関係したもので

日中は体温が高いため、

食事から得られるエネルギーは

大半は熱産生活動を維持するために

使われる。

その一方で夕食では

睡眠中に休息をとるための

準備として

私たちの体は体温を下げているので

多くの栄養は必要としないため

夕食をたくさん取ると

どうしても余剰ができてしまい

蓄積に回されてしまい

そのまま“脂肪貯蔵庫“に

送られてしまうので

夕食の過剰摂取は

体重増加を招いてしまうという

ことになります。

睡眠不足が熱産生を下げる

代謝は日内変動するので

食事を摂る時間によっても

同じものを食べても

脂肪として蓄積される量が違ってくる。

そして、その一方で

“睡眠不足“からも影響を受ける。

ただし、それは基礎代謝ではなく

この食事誘発性熱産生だけなのです。

一晩の睡眠が不足すると

翌朝の熱産生量が約20%低下すると

本書では書いています。

別も言い方をすれば

寝不足をすると体はより

エネルギーを蓄えようとする

からです。

まとめます

体重増加は

摂取カロリー量だけではなく

代謝が一定でない限り

食事をいつとるかも重要だという

ことです。

つまり代謝が休憩をとる時間帯に

エネルギーの摂取を休止することで

腰回りに脂肪がつきにくくなると

いうことです。

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