昼寝は必要なのか?どうして眠くなるのか?『Sleep、Sleep、Sleep』サンマーク出版

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昼食後、

ウトウトと眠気に襲われてしまう人は

多いと思います。

そこで、企業や学校でも「お昼寝」を

導入しているところもあります。

とはいえ、大体は

それを必死に堪えるため

大事な仕事の時などは

昼食を抜いたりして

“睡魔“と戦うこともあります。

「昼寝」は有効なのでしょうか?

どうして人は昼間に眠くなり

それに従い「昼寝」するとしたら

どのようにしたら良いのでしょうか?

本書で“睡眠のプロ“が

それに答えているので

紹介します。

人間の体は「一日2回」眠るようにできている

昼食後に眠寝に襲われて、

“船を漕いでしまう人“も

いるのですが

それは決しておかしなことでは

ないと本書では書いています。

昼寝の適切な時間帯

眠気がさすのは

食べてものを消化するために

疲労感を覚えるためと

考える人は多いと思いますが

眠気が生じるのは

消化のためだけでなく

人間の体は昼間、

短い休息を取るように

できているようです。

その時、「マスタークロック」という

体内時計が指揮を取り始めます。

そうなると

集中して何かを行ったり

起きていたりが困難になってきます。

時間帯で言えば13〜15時ごろと

本書では示されています。

一度に連続して長時間眠れない

昼寝の必要性について考える

このように

研究者の間では考えられています。

昼寝は睡眠・覚醒リズムのごとく

自然な構成要素であり

私たちの体は本来、

一日2回睡眠をとるように

設計されていて、

連続して7〜8時間眠るようには

できていないと考える

研究者が多い。

『Sleep、Sleep、Sleep』サンマーク出版

これらの研究者たちは

人はまとめて一日1回だけの

睡眠を取るのが普通ではなく

昼食後に1〜2時間、長めの

昼寝をした上で

夜に数時間の睡眠を

とるべきだという考え方なのです。

昼間の時間の短い地域でも眠い

北欧諸国のように、

冬の日照時間が非常に短い

高緯度に暮らす人たちにとっては

短い外の明るい時間を最大限に

活用するために

夜にしっかり眠る時間を

とる必要がありました。

それでも、人の体内時計は

そんな生活お構いなしに

眠気を催す時間帯になると

昼寝の欲求が出てきて

ウトウトしたくなります。

この時間帯を超えると

また、

夕方までは“活動モード“となり

夕方から夜にかけて

“休息モード“になり

体内に心地よい“疲労感“が

広がっていくことになる。

昼寝は15分以内

昼間の時間が短い北欧でも

昼寝の欲求が存在するのですが

昼寝は長時間(1サイクル)もの

時間ではかえってよくないと

本書では言っています。

昼寝の理想時間は15分を超えない

ことが条件なのです。

そうしないと

夜の深い眠りが減少してしまう

可能性が出てくるからです。

ホルモンの観点からは

夜の深い良質の睡眠の方が

昼寝の睡眠よりも

高い疲労回復と再生効果を持つ

ために

「昼寝のし過ぎで夜が眠りにくかった」と

いうことでは体にとってよくなく

昼寝はデミリットになってしまいます。

よって、

北欧の諸国でもできる

「15分以内の昼寝」が推奨されています。

「目を閉じる」だけでも効果はある

日中の2時間にも及ぶ「昼寝」は

よくないということは分かりましたが

昼寝をすることは“リフレッシュ”と

生理的な観点からは必要な

ことでもありますが

かといって、長時間の睡眠は

本来の睡眠が持つ

“休息“と“修復”という夜の睡眠を

妨げるものであってはならないのです。

最近では日中の長時間睡眠と

死亡率には関係があるとまで

言われています。

やはり、これは

夜の睡眠を妨げるからなのです。

寝てしまうとどうしても

“長時間”になってしまうなら

昼寝の代わりに

ヨガ、瞑想、散歩などをして

リフレッシュすることや

しばらくの間、

単に目を閉じて過ごすのも

目からの情報を遮断できて

脳の休息ができて

“エネルギー”補給のような効果が

得られるとされています。

まとめます

日中に眠くなるのは誰にでも

起こる自然なことで

昼寝をとることによって

人の睡眠は

夜と合わせて成立している

と言えます。

しかし、長時間の昼寝は

夜の良質な睡眠を妨げてしまい

本来、夜の睡眠で行われている

休息と修復の特性が損なわれて

死亡率が高くなるという

リスクとなります。

昼寝は短時間に止めることが

鍵となってきます。

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