『お金の教育がすべて』ミアンサミ著 お金に対しての偏見を外すこと

お金のすべてミアンサミ
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お金がすべてじゃないということや

「額に汗して働く」ということを
私たち親は

子供に教えたいと思っている。
自分の時間を使って
人々の様々なニーズに応えて
ハッピーになってもらい
その対価をお給料として頂戴する。
勤労は尊いものだという考え方。
私もそのように教わってきたし、
子供にもそう伝えたい。
そのような考えに
疑問を投げかけるのがこの本です。

ミアン•サミ

1980年日本生まれで両親がパキスタン人。
米国の大学を卒業後証券会社に勤めて
6000億の運用経験を持つ。
その後企業するが失敗するが金融業界へ復帰。
さまざまな投資とビジネスで資産10億以上を
構築。
現在は、ブロックチェーンの後発技術として
期待される。
また、子供にも分かりやすい
ファイナンシャルリテラシーの向上にも貢献。
「サミーのファイナンスジム」を主宰。

親の金融リテラシーは子供に伝染する

私のような勤労第一の精神は幼少期の
親のお金に関しての考え方や環境に
よるものだと
ミアン•サミ氏は記しています
お金の信念というものは6歳の頃までに
形成されると言う。
6歳などまだ幼くで記憶も曖昧のように
思われますが
その頃から、潜在的な部分では、
お金とはどうゆうものなのかを
刷り込まれていると…
例えばこの頃に
「お金は悪いものだ」「借金は怖いものだ」
などがインプットされると
大人になると
実際お金を得る立場になっても
上記のように勤労して稼ぎ
汗水垂らして働く以外の
資本収入(投資)は
働かずして儲けているという
悪いイメージとなると著者は
本書で言っています。
この潜在意識は自分が自覚している
顕在意識の200万倍行動に影響を与える
と記しています。

親のお金に対しての偏見を外す

実体の見えない投資などは
お金を得る手段としては、
罪悪感を抱かせるものとして
認識してしまう。
ミアン•サミ氏は
子供を教育する親の金融リテラシーに
偏見があるために
日本の子供たちが
時間の切り売りすることでしか
お金を得ようとしないマインドになり
そのことが
格差社会を増幅させていると指摘しています。
親が正しいファイナンシャルリテラシーを
理解し
お金を感情から切り離し淡々と
話し合える環境にしていく。
まあまあの暮らしやそこそこの暮らしで
良いと考えていれば
その場しのぎ金策で
その願いが叶うと思っている子供たちに
本当の意味での
「安心」で「自由」な未来を手にするには
今のマインドでは
そのことすら難しいと言うことを
理解させなければならないと
この本の
第二章では語られています。

ミアンサミ
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