片付けと感情の整理の関係『高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか』加藤俊徳著

高学歴なのになぜ人とうまくいかないのか高学歴なのになのになぜ人と人とうまくうまくいかないのか
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どうして部屋が片付けられないのか

悩む時がありますが

それには

いつでもどこでもずっと片付けられない人と

みんなと一緒に共同で使っているところは

片付けられる人があります。

それには脳の発達に偏りがあるために

起こっているようです。

“ただルーズ”というわけでは

ないようなので紹介します。

部屋を片付けられる脳、片付けられない脳

一般的な傾向として、

自己分析が苦手で他者分析が非常に

得意な人の部屋は散らかっていると

本書では書かれています。

どういうことでしょう。

こういう彼らは、

自分の部屋は片付けるのは苦手なのに

公共の施設では、意外に片付けられると

いうのです。

部屋が片付けられない2種類のタイプ

それは、

いつでもどこでも片付けられない人と

公共施設や共有スペースくらいは

片付けられる人に分けられます。

いつでもどこでも片付けられる人は

右脳と左脳の頭頂葉が両方とも

育っていないことが多く、

この場合、言葉も整理できないので

言葉と行動のどちらも

行き当たりばったりだというのです。

かろうじて、

公共の場は片付けることができる人は

片付けると、

情報が減ると感じている人で

どこに何があるか、

自分ではわかっているので

他人から見れば散らかっている

ようでも、自分では場面の記憶が

しっかりされ、過去の経験とも

結びついているため、

散らかった部屋こそが

生活においてはストレスがなく

本人にとっては、

散らかった部屋こそが

快適な情報空間だということなのです。

感情の整理と物の整理の関係

自分の感情を整理したり、

他人の気持ちをきちんとわかったり

するためには

「言葉や物事を並べ替える」という

脳の動きが必要で

これらは頭頂葉の発達が関わっている

と言います。

整理整頓とは物に限ってではなく

感情などの形になっていないことにも

関係してくるというのです。

この話がわかりやすくするために

本書ではある富豪の話が書いてあります。

それは、「新しいマンションをかったから

それにあう家具が欲しい」という

注文を受け、

すぐに数千万の家具を納品したが

1年後に「部屋が片付けられないから

もう一軒マンションを買ったんだ。

そっちに新しい家具を見繕ってよ」と

相談されたというのです。

文明化と整理力の衰退

文明の発達と物を整理する能力は

因果関係があり

文明化し

便利なものやおしゃれなものが増え

“自然”から離れると

人は整理する力が脳から

失われてしまうのだろうかと著者は

考えています。

先進国では片付けられない人が

増加している。

それと伝道するのか

他人の気持ちを理解するための

言葉や物事の整理も出来ず

他人の気持ちが理解できず

駄々をこね、他人を悩ませる

頭のいい人が増加していることを

指摘しています。

脳にとって実感にある生活というには

物をたくさん持つことではなく

結局は汗水垂らして働くことなのだと

本書で言っています。

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