【完全菜食】なぜ、セレブたちはヴィーガン食に注目しているのか 『ヴィーガン』垣本充・大谷ゆみこ著

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完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン (KKロングセラーズ)

最近は、ベジタリアンよりも

ヴィーガン(ビーガンじゃないのね😅)の

方がよく聞くようになりました。

肉はとにかく食べないという

ことだけは知っていますが

厳密にはいろんな種類があるようです。

ヴィーガン食のレシピ本などは

ググってもよく出てきますが

『ヴィーガン』の概念みたいな本は

なかなか見つからないし

高価なもの、専門性の高いものが

多く、その点本書は手に取りやすく

わかりやすい内容でしたので

“ヴィーガン“の入門編として

紹介します。

著者紹介

・垣本 充(かきもと みつる)

 NPO法人日本ベジタリアン協会代表理事

 日本ベジタリアン学会理事長

 国際ベジタリアン連合(IVU)元学術担当理事

 歯学博士

・大谷ゆみこ(おおたに ゆみこ)

 未来食つぶつぶ創設者/暮らしの探検家

 女びらき塾主宰 

アカデミー賞のレセプションがヴィーガン食だった

2020年のアカデミー賞は

韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』が

作品賞を受賞したり

初のオスカー(助演男優賞)にブラット・ピットが

受賞したりと注目を浴びていましたが

その授賞式の昼食会と授賞式前に

提供されたのは

100%ヴィーガン料理で授賞式後のパーティ

でも70%がヴィーガン対応メニューだった

そうです。

主催する米国映画芸術科学アカデミーが

地球環境を意識した挨拶と

ペットボトルの廃止

イベント全体でLEDライトを使用することの

声明を出したことから

ヴィーガン料理が採用されたのでは

ないかと著者は言っています。

ちなみに

アカデミー主演男優賞に輝いた

ホアキン・フェニックスや

グラミー賞で五冠を達成した

ビリーアイリッシュなどもヴィーガンだ

そうです。

地球に優しいライフスタイル

このように海外セレブたちは

ヴィーガンに注目していますが

ヴィーガンは

「肉や魚を食べないだけでなく

牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品

蜂蜜なども食べない完全菜食者」などと

訳されているベジタリアンのカテゴリーの

一種で

自身の健康維持だけでなく

環境負荷の少ない、地球環境を考えた

(主にCO2削減)考えなのです。

食べ物を選ぶということだけでなく

精神的な部分からも取り組みでも

あるようです。

そのような考えから注目されている

せいか

英国では2006年〜2015年の10年間で

ヴィーガン人口は3.5倍に増えました。

(約54万人:英国ヴィーガン協会)

ヨーロッパの中で

浸透しつつあるようです。

動物愛護のライフスタイル

「ヴィーガン」という言葉は

1944年に

英国ベジタリアン協会会員の中で

植物性食品しか食べない人たちが

集まって

「すべての動物の命を尊重し、犠牲を強いる

ことなく生きるライフスタイル」の名称と

してつでられた造語です。

身体に良いというより

動物愛護の側面からも用いられている

活動でもあります。

ヴィーガンビジネスがはじまった

IT業界の成功者たち(ビル・ゲイツなど)

スポーツ界の大物(ノバク・ジョコビッチなど)

がヴィーガンビジネスに乗り掛かって

います。

例えば、ビル・ゲイツとTwitterを創設した

エヴァン・ウイリアムの共同出資会社が

本物と畜肉と区別がつかないくらい

美味しいベジ・ミートを開発したり

ジョコビッチはモナコに

ヴィーガンレストランを開店したり

レオナルド・デカプリオは

気候への影響を減らすために

ヴィーガンブランドの

「ビヨンド・ミート」に巨額な投資を

しています。

また、

スイスインターナショナルエアラインズや

エミレーツ航空もヴィーガン食を

長距離路線などで提供したりしています。

このことからもこれから

ヴィーガン人口が増えていくと

時代の先をゆく長者たちは

そのように時代を読んでいるのでしょう。

まとめます

ヴィーガンの場合、ベジタリアンの考え方より

より精神的な要素が大きいと思います。

地球環境や人口問題、動物愛護など

壮大なスケールと道徳感が兼ね合わされた

食生活の深さを感じされられました。

これらのスケールの大きさから考えて

世界のセレブたちが自分たちが

乗り込まなければ動かない事項と

して使命感を持って立ち上がっている

ように感じられました。

完全菜食があなたと地球を救う ヴィーガン (KKロングセラーズ)

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