【お酒】ダイエット中はお酒を飲んではダメなのか『医師が教える食事術』牧田善二著

食事術医師が教える食事術2
スポンサーリンク

ダイエット中なのに体重がなかなか

減らなかったり、

健康診断の結果「血糖値」が高かったり

すると何が原因か考えますよね。

そんな時、もしかして“お酒“か?

と思うことはないでしょうか。

あの“液体“が悪さをしているのでは

ないかと…

しかし、本書では

アルコールは太ったり、血糖をあげる

原因ではないと言っています。

糖尿病の専門医で医学博士の著者が

そのことについてわかりやすく

本書で解説しているので

紹介します。

アルコールは血糖を下げる

著者はアルコールは血糖をあげるという

より、下げると言っています。

上がらないだけでも

ありがたいところなのに

下げるとはどういう事でしょうか?

糖質の多いお酒はだめ

ただし、ビールや日本酒、紹興酒などの

糖質の多いお酒以外は「飲んでいいです」と

著者は糖尿病の患者さんには

指導している。

ママ
ママ

ビールはダメなんだ〜😩

アルコール性低血糖?

ある39歳の女性を例に挙げて

説明しています。

これは「デブリン生化学7部」という

医学分野のテキストですがこれに

記載されている事例で

この女性がバーで飲んでいると

突然、意識朦朧となって救急外来に

運ばれました。

その原因は酔っ払ったせいではなく

朝から忙しくてほとんど食事を

摂っていなかった上で

空腹でアルコールを飲んだのです。

そのことで「血糖値」が大幅に下がり

低血糖症状が出て意識が朦朧と

してしまったようなのです。

そこで、オレンジジュースを飲んで

「血糖」を急激にあげると

この女性は回復したということです。

この事例から察するに

「アルコールは血糖を下げる」ようです。

「血糖」が上がらなけらば

肥満の原因にもなりません。

穀物や果物からできる“お酒“は

知らず知らずに悪者扱いになって

いたことを反省したいです。😅

アルコールは身体にいい?

「血糖」が上がらないと聞けば

「じゃあ身体に良いのかしら?」と

希望的観測をしてしまうのですが

本書では

アルコール摂取量と死亡率との

関係について調査した論文を参考に

40代ではアルコール摂取量が週に100g

までならば死亡率は

それほど変わらず、200gになると

死亡率は上がっていき

寿命にすれば1〜2年の差が出るという

ことだそうです。

そして、アルコール摂取量の増大は

血圧を上げ脳卒中を増やすこと

消化器系の癌の発生率が上がること

酔った上での事故に遭いやすいなどが

考えられます。

ただ、この調査で良いことは

適度なアルコール摂取量なら

HDLコレステロール(善玉)値を

あげる働きがあることもわかっています。

HDLコレステロールが増えると

動脈硬化につながる

コレステロールをうまく調整し

心筋梗塞のような血管の詰まりが

起こりにくい状態にできることに

なるのは良いことですよね。

高齢者になると死亡率とアルコール摂取量

との因果関係が低くなるそうです。

ワインは死亡率を上げない

お酒の種類でも違うことは

上記しましたが

ビールと蒸留酒で死亡率は上がり

ワインは死亡率とは関係ないようです。

(まあ、言ってもなんでも量飲めば

よくない気がしますが…)

蒸留酒の方が度数が高くなるので

そのこともうなずけます。

どのようにお酒を飲めばいい?

高齢者の場合は寿命と関係が低いので

消化器系の癌に気をつけなながら

普通通り飲めばいいということに

なるでしょうか…

ビジネスパーソンなら理想は

週に100gまでにアルコール摂取量を

抑えると良いということですね。

アルコール量とは?

アルコール量100gってどのくらい

でしょうかと疑問を持ちますが

アルコール量というのは含有量のことで

実際のお酒の量ではありません。

本書で例として挙げているのは

ワイン一本で大体、アルコール量100g

くらいのようで

毎日、グラス1杯くらいは飲める

ということでしょうか。

まあ、上限が200gくらいなので

毎日、グラス2杯くらいは大丈夫の

ようです。

まとめます

ワインなどで糖質の少ないお酒は

逆に闘病病や肥満には効果があるよう

ですが

糖質を多く含むビールや日本酒また

蒸留酒は避けた方が良いようです。

(蒸留酒とは焼酎やウイスキーなど)

要は“ワイン”がおすすめのようです。

そして、上限を越えなければ

ストレス解消になるような飲酒は

良いと著者は言っています。

医師が教える食事術2
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント