【穀類】正しい食べ順で「炭水化物」を摂ろう『医師が教える食事術2』牧田善二著

食事術医師が教える食事術2
スポンサーリンク

ダイエットといえば

「炭水化物」を制限する「糖質制限」が

最近では有名ですが

そうは言っても日本人にとって

“ご飯“はとても重要で

なかなか「食べない」を選択するのは

難しいものです。

著者は

糖尿病の専門医であり「糖質制限」が

最も健康に寄与していることは

重々知っておられるのですが

それでも、炭水化物を「食べたい」と

いう気持ちがなかなか抑えられない

のも認めています。

そのことから本書では

炭水化物を「食べない」というのでは

なく

他の栄養素と組み合わせ

その食べ順で弊害を少しでも

緩和しようということを

紹介しています。

ご飯を食べる前にタンパク質を摂る

ご飯だけではなくパンや麺類なども

同様でタンパク質や脂質、食物繊維と

一緒に摂ることによって

血糖値の上昇が抑えられるからです。

胃腸の吸収が遅れるからです。

それなら“野菜“の方が良さそうに

思いますよね。

“ベジファースト“なんていう言葉も

よく聞きますし…

しかし、中でも

タンパク質と一緒に摂るのが一番

良いという研究成果があるそうです。

理由は消化吸収を遅らせる以外に

腸から血糖を下げる“インクレチン“という

ホルモンが分泌するからだと

著者は言っています。

コンビニおにぎりも具ありのものが良い

例えば、コンビニの“おにぎり“などは

よく食べる「炭水化物」ですが

それでも、ツナや肉類が具で使用されて

いるものが良いようです。

確かに上記の理屈ならそうなりますよね。

カツ丼や牛丼も良いでしょう。

これなどは玉ねぎなどの野菜も使われて

いるので尚、血糖値の上昇を緩やかに

していきます。

チャーハンも具材が入って

油でご飯がコーティングされ

より良いようです。

定食などはご飯を食べる前に

肉や魚などのタンパク質を食べて

野菜を食べた後

ご飯に取りかかると良いということです。

“まずはご飯“という気持ちも

わかりますが

加齢に伴い、運動量が少なくなると

どうしても、糖質のような即効性の

エネルギーになるような栄養素は

余ってくるので

控えなくてはならない時がやってきても

食べ順の習慣を今から変えておけば

美味しいご飯をそれほど

我慢せず食べ続けることが

できると考えれば

こちらの方が良いとも考えられます。

白米より玄米の方が良い

消化吸収を遅らせるには

白米よりも玄米の方が良いようです。

精米の段階でいろいろな栄養素を

そぎ落としてしまう白米は栄養の側面から

見てもビタミンやミネラルを残した

玄米に比べれば劣ってしまうし

皮も丸ごと食べれる玄米の方が

消化吸収はゆっくりです。

しかし、これは胃腸の悪い人

(消化性潰瘍など)には胃腸での

停滞時間が長い食物は負担がかかります。

そういう

病気にかかったことのない人なら

検討に値するのではないでしょうか。

まとめます

どうしてもご飯の割合が多くなる場合は

できるだけおかずを先に食べる

習慣を身につけているだけで

同じだけ食べた人よりも

体に負担が掛からなくて済むと

いうことですね。

子供のうちは、ご飯が好きなら

どっちから食べてもあまり影響は

ないように思いますが

成人以降加齢に伴い、どうしても

意識しざろう得ないところでしょうか

医師が教える食事術2
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント