大学受験 和田秀樹 「受験のシンデレラ」受験勉強は時間と得点のコスパを考えろ

受験のシンデレラ受験のシンデレラ
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「格差社会をぶち壊せ!」と

筆者が経験を基にした
「受験テクニック」がたくさん出てきます。
それを参考に受験の作法を考えてみます。
あらすじ
五十嵐透は東大専門塾を経営。
塾生の9割が東大合格というこの塾で
富や名声を手にしていた
「受験界のカリスマ」
五十嵐自身は
東大理三類卒の医者。
親友からがん宣告を受ける。
自暴自棄になりながらも
これからの
人生を考えていた時
偶然入ったコンビニで、
抜群の計算感覚で
店員とやり合う少女
真紀と出会う。
経済的にも親からの支援もない
真紀にきらりと光るものを感じ
残りの人生で
彼のあらゆる
受験テクニックを駆使して
真紀を東大に合格させるという話。

完全主義者は勝手に落ちてくれる

「受験勉強はかけた時間だけ
点がとれたやつが受かるし、
時間をかけた割には
点につながらないやつは落ちる。
だから
完全主義者の連中は
勝手に落ちていく。」

8〜9割で2ヶ月、満点でさらに半年かかる

「要するに満点狙いのバカのことだ。
8割から9割まで2ヶ月かかるとしたら、
それを満点にしようとすると、さらに
半年かかってしまう。
それだけやっても満点が取れる保証はない

合格点を取れば合格、しかも合計点で

どんな入試試験でも、
満点なんて取れなくっても
合格できる。合格点をとりゃいいんだ。
それも合計点でだ。
苦手科目があって、
それが合格点に達しなくても
得意科目で埋めて合格する。」

まとめ

確かに出来るだけ
高得点を取りたいと思うに
合格を確固たるものにしたければ
余分に点数も取りたいところなのですが
著者は初めから8割〜9割を狙って勉強する
ことを勧めている。

習得時間と獲得可能点数とのコスパ

要するに時間のパフォーマンスで
センター試験などは8〜9割の間より
9割を超えてくるところから
今ままでの勉強の以上の習得時間がかかる。
そんなのに時間をかけるくらいなら
2次対策に時間を回した方が有益(コスパがいい)
ことになります。

苦手科目は最低点で計算

特に苦手科目については
出来るだけ最低点で計算しておく。
五十嵐の場合、
国語が偏差値50程度で
東大理三類の受験生で
偏差値50の科目があるなんて
能力の偏りも甚だしいが
五十嵐は
国語の目標点を15点にしている
東大の2次試験の国語の満点は80点
15点ならどんなに
悪くても取れると考えて
他の科目はどれだけ
取らないといけないか
計算する。

苦手科目を深追いしない

決して国語を深追いすることなく
他の得意科目で補うための勉強に当てた。
不得意なものをあげるのと
得意なものをあげるのなら
得意な科目をあげる方が
コスパがいいのである
要は合計点なのである。
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