シンメトリーな男はモテる『女は男の指を見る』竹内久美子著

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こう聞けば

「姿、形がいい人がモテるんでしょう?」

と思われるかもしけませんが

確かにその通りなのですが

それには、理由があります。

より強い子孫を残すために

本能的ななのです。

本書では女性が男性をみるとき

見た目の体の形が

シンメトリーな男性は確かに

いいと思いますうがそれには

見た目だけでないわけがあるようですので

紹介します。

シンメトリーな男ほどモテる

生物学的にオスとメスがそれどれの戦略を

繰り出し合っている中で

結局どういうオスが選ばれているのか

その研究の結果、一つは

“シンメトリーな男“

体が左右対称的な男が

モテるということのようです。

完全なシンメトリーはなかなかいない

私たちの体には、

耳や目、手足といった対になっている

部位がいくつもあり

それらが左右対称、長さや幅は同じに

発達すべきところなのですが

遺伝や環境の影響を受けて、

なかなか完全なシンメトリーには

なっていないのが現実です。

左右対称な体は免疫力が高い

その個体差があるシンメトリーな体は

環境からのストレスに抵抗性があれば

あるほど、完全に近いシンメトリーを

形成することができるのですが

環境からのストレスである

バクテリア、ウィルス、寄生虫などに

対抗する力、つまりは免疫力が

体の左右対称に一番影響を与えて

いるのです。

免疫力が低ければ、成長する過程で

バクテリア等にやられてしまい

身体の左右対称な発達にも

影響が出てしまいます。

ここで大切なのは

左右対称の身体は免疫力が高いと

いうことなのです。

女はどうやってシンメトリーな男を見分けるか

では、どのようにして女は男の体の

シンメトリーを見分けるのか?

著者はこのような僅かな身体の違いは

目で見てもわからない程度な違いだと

言っています。

しかし、

実際には体のいくつかの部位の左右の

違いを測ってみると

シンメトリーな男ほど女からの

引き合いが多いことはわかっています。

シンメトリーな男を探すというより

“免疫力の高い“男を探して

子孫がより環境の変化に対応して

生き残れるようにと考えた行動なので

その「物差し」は主観的なものではなく

生き物の本能にもとづくものでないと

いけないのです。

形の良い個体はいい匂いを放つ

女は、

この些細な変化でしか現れてこない

シンメトリーをどう見分けて

選んでいるのでしょうか?

その一つが匂いなのです。

本書では

ソーンヒルという研究者が行った

シリアゲムという昆虫での

実験を例に取り上げています。

その内容は

ほぼ差がない

とてもシンメトリーな個体群と

そうでない個体群に分け

シリアゲム同士の姿は見ることが

できないけれど

匂いは感じることができる仕組みで

実験すると

メスはシンメトリーの完全な方に

よっていくことがわかりました。

これは匂いを手がかりにして

シンメトリーなオスを探していると

いうことになります。

これがフェロモンと言います。

ダメ押し実験では

完全に近いシンメトリーな

体をもつ個体群の体をわざと不均衡にしても

出す匂いは変わらないので

やはり、メスたちは人工的に作られた

不均衡には騙せれませんでした。

個体によっては様々なサインで

シンメトリーを見ています。

孔雀なら目ん玉模様の数や均整を

見ていたり

ツバメなら尾の長さを見てみたり

人間なら後、声の調子も「物差し」に

しているようです。

生きとし生けるものは

いかに子孫を残すのか

それを無意識に遺伝子がさせているのです。

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