女性なら男性を見る時
どこを気にしてみていますか？
男性なら女性の
まずどこを見るでしょう？
統計的には女性は男性の手（指を含む）
男性なら女性の胸なのだそうです。
では、なぜ女性は男性の手のような
些細なパーツが気になるのでしょう。
本書では動物行動学から遺伝子などの
観点からこの理由をしています。
女性が男性に指を見る理由
女性は目につきやすい部位
「指」を見ることで
その男性の
可能性を推測っているのです。
内なる「遺伝子」の企みに影響されている
私の男性を見るとき
服で隠れていなくて目で見えるところと
言えば、
やっぱり「手」を見るというのは
納得できるところがあります。
しかし、
なぜそうなのか理由を聞かれてても
わかりません。
それはどうしてなのでしょう？
それは、
「遺伝子」レベルの企みなので
自覚するのは難しいことのようです。
同じ責任者の「作品」
そのことを研究した
イギリスの
ジョン・T・マニングの論文では
Hox（ホックス）遺伝子という
胚発生（その動物らしい形になっていく過程）
に重要な役割をなす遺伝子で
染色体のある領域に10個くらいの
遺伝子がずらりと並んであるようで
この工事現場監督のような役割をする
Hox遺伝子がどのように
体の形を作っていくのかを
調べた結果、
Hox遺伝子の並んでいる順に
体の部分の製作に携わっているようで
胴体の末端である生殖器や泌尿器と
腕や脚の末端である指とは
共通のHox遺伝子によって作られていた
ことになるようです。
例えば、工事の担当が同じなら
同じ品質のものが作られると
いうことなのです。
なんと、女性は男性の「指」を見て
その男性の“生殖器“を評価している
というのです。
指にセクシーさを感じる人も
いるのはそのせいのようです。
男性は女性の脚を見る
これもよく言われています。
男性にとって、女性の「胸」は確かに
目がいってしまうのは
わかります。
女性であってもあんまりグラマラスな
女性が目の前にいたら
最初にそこに
目をやってしまいます。
（私だけかなあ？）
その次に多いのが脚だそうです。
脚はふくろはぎ、足首、太ももなどが
ありますがそれらを総合すると
二番目に男性が気になる
女性のパーツになるそうです。
では、先程の原理からいえば
脚も「生殖能力」を表していると
いうことになります。
女性の「脚」も
男性で言うところの「手」「腕」などで
なるほど頷けます。
足先は靴で隠れているので足首当たるに
なるのでしょうか？
同時にふくろはぎ、太ももなども
男性の目を引いています。
女性の場合は「生殖器」担当の
Hox遺伝子が「脚」全域に影響を
及ぼしているのではないかと
著者は考えています。
成功しそうな男は指でわかる
著者は薬指と人差し指の長さの比に
ついて、
この指比（薬指/人差し指）が低い
言い換えれば、
人差し指が長ければ長いほど
胎児期のテストステロン
（男性ホルモンの代表格）のレベルが
高いと考えられているそうです。
指の長さ比は胎児期で決まる
そもそも
薬指と人差し指の長さについては
胎児期にそれらの原型はできて
その比率を
保ちながら伸びていきます。
これは、
胎児期のテストステロンのレベルの
高さによって対応しているので
胎児期テストステロンによって
発達する他の臓器例えば
右脳などがそうなのですが
右脳は空間認識力や音楽の才能と
深く関わりがあると言われています。
（テストステロンはその代わりに
左脳の発達を抑制します。）
指の長さで才能が証明されている
マニングが研究・調査した結果
イギリスの
プロサッカー選手や交響楽団では
ほとんどの人の
薬指と人差し指の長さの比は
一般男性の比よりも低かったと
いうことです。
（一般男性より
薬指と人差し指の長さの差が
なかったということ）
女性が男性の指の長さを見て
その人の可能性を探るのも
このことからも
一理あるのです。
ちなみに、
女性においての指の長さについては
胎児期のエストロゲンの影響を
受けて、そのレベルが高ければ
薬指と人差し指の長さの差が
大きくなるようで
エストロゲンは
逆に左脳の発達（言語系）を促し
右脳の発達を抑制します。
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