レンタル「何もしない人」にあなたはなれますか『にんげんだもの』相田みつを著

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深い悩みを抱えた人に

どのような言葉をかけたらいいか

わからなくなる時があります。

気持ちがスッと楽になるような

言葉がけをしてあげたいのに…

本書で著者は、

本当に深く落ち込んでしまった人には

かけれる言葉などないと

言っています。

何もできない

自分の焦燥感と闘いながら

その人の回復を願って

“待つ“ことができるでしょうか?

そっとしておくことができますか?

待つ 

待ってもむだなことがある

待ってもだめなこともある

待ってむなしきことばかり

それでもじっと待つ

みつを

「にんげんだもの」相田みつを著

どうか言葉をかけないでください

「ただ、そっとしておいてほしいです。

 私のことを本当に思うなら…

 どうか、何も言わないでください。

 どうか、黙っていてください。

 私ことを心から考えてくれているなら。」

確かにこのようなことを

心の中で叫んだことがある人は

多いのではないでしょうか?

例え、同じような目にあった人で

あっても“その人“のそれとは

違うのです。

それだけで心が痛むのです。

どんな慰めの言葉も

自分の中に浸透せずに滑っていく

感じを持ったことはありませんか?

逆にそれらの言葉に

反応することによって

エネルギーを消耗したり

傷がさらに痛むことになることが

あります。

一番ありがたいこと。

では、どうすればいいのでしょう。

本書では

ただそっとしておいてください

ただ黙って

遠くから見ていてくれるのが

一番ありがたいですと

書いてあります。

これがなかなかできないのです。

だってみんな励ましたいんです。

自分こそが

その人を楽にさせてあげられると

思いたいのです。

でも、そうすると

その人の回復を妨げてしまうのです。

今、戦わないといけないのは

“自分“なのに

逆に慰めている人が“敵“となり

その人とも戦わないといけなく

なるのです。

純粋に“自分“とだけ対峙できるように

してあげることが

一番相手にとって

「ありがたい」ことだという

ことですね。

にんげんだもの
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