左利きと寿命の関係『真面目な人は長生きする』岡田尊司著

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本書では

何が“寿命“に左右する要因なのがを

アメリカで行われた二人の研究者の

結果をもとに

“寿命“に関係のある事柄を

示しています。

意外な事が“寿命“に関係が

あるのだと知ることができたので

一部紹介します。

左利きと寿命の関係

寿命に大きく影響していることとして

本書で取り上げられているのは

利き腕です。

ある推計では、“左利き“の人は

右利きの人に比べて、

9年も平均寿命が短いとされている

そうです。

左利きが事故に遭いやすい理由

左利きの人は、

事故に遭いやすいという事が

言われているそうですが

その一つの原因として

社会の仕組みが右利き用に

作られているので、

左利きの人には何かと不利が生じ

やすいという事があります。

それに

左利きの人は、脳の発達上の

偏りを伴っている事が多い

こともあります。

言語能力と左脳の発達

通常、定型的な発達を遂げた場合、

言語中枢が左脳に発達するとともに

左脳が主導権を持つようになり

優位半球として確立されます。

ところがなんらかの要因で

左脳が優位な機能を担わない場合、

言語中枢が右脳と左脳にまたがる

とともに、

右脳が優位になり、

その結果、“左利き“になるという

ことです。

つまり、左利きや両利きの人は

発達過程でなんらかの支障が

想像されるのです。

利き腕が健康に影響している?

そうした脳の白たちの偏りが

社会適応や心身の健康に影響している

と著者は考えています。

右脳が優位半球となっているので

右脳的な特性が強くなっている。

右脳優位では

直感的な能力や非言語的な能力では

強みを発揮します。

例えば、インスピレーション豊かな人、

芸術肌の人が多いが多いのは

そのためではないでしょうか。

一方、言語中枢が両側半球に

またがることは、

伝達の効率からいっても悪いので

理解力や論理的な能力、

他者との疎通性には難点を

生じやすい事が考えられる。

手先は器用だが

コミュニケーションが苦手な傾向が

見れれ

そして理性のコントロールが弱くなり

感情的で短気にもなりやすい。

そのことが多少、健康にも

マイナスの面になってしまうのかも

しれません。

まとめます

このように利き腕が多少なりとも

寿命に関係しているというのは

面白いことだと思いました。

芸能人やスポーツ選手に“左利き“が

多く、

本書では、野球選手の金田正一、石井一久

松坂大輔

テニス選手のクルム伊達公子

ボクサーの辰吉丈一郎、

他にも石原慎太郎、織田裕二、

ジミー・ヘンドリクス、

アンジェリーナ・ジョリーなど

錚々たる有名人は挙げられて

います。

これらの人たちは利き腕がどうとかで

“寿命“が変わるメンバーではないので

左利きというだけで

一括りはできないと思いました。

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