【アルコール】醸造酒NG 蒸留酒はOK 『人類最強の「糖質制限」論 江部康二著

人類最強の「糖質制限」論人類最強の「糖質制限」論
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ダイエット中は“お酒“控える方が

いいに決まっていると

どこか下腹を見ながら

思い込んでいるところがありますが

すべての“お酒が悪いわけでは

ないということが

本書には書かれています。

医師で

日本糖質制限医療推進協会理事長の

著者は

蒸留酒はd(^_^o)としています。

ダイエット中の飲酒について

少し注意が必要なことも

踏まえながら解説しているので

紹介します。

「醸造酒」と「蒸留酒」

お酒には「醸造酒」と「蒸留酒」があります。

「醸造酒」は穀物や果物などの糖類を

アルコール酵母で発酵させたもの。

葡萄を発酵させた“ワイン“や

大麦を発酵させて作った“ビール“

米を発酵させた“日本酒“など。

「蒸留酒」は「醸造酒」をさらに蒸留させて

作ったお酒で

焼酎やウイスキー、ウォッカ、ブランデーなどが

あります。

糖質を含まない「蒸留酒」で乾杯を!

「醸造酒」はアルコール以外にも“糖質“を

多く含みます。

例えば、ビールジョッキ(500ml)のは

糖質15g以上、

日本酒には1合に糖質7g程度が

入っています。

“ビール腹“とはよく言ったものですね😆

一方、「蒸留酒」はアルコール以外の

“糖質“を含まないので、例外を除けば

(ジンやラムに少し含まれている)

アルコールのカロリー以外は“糖質“の

カロリーは0カロリーです。

ダイエット中ならビールやお酒ではなく

焼酎の水割りやハイボール(ウィスキー)

にしましょう。

ただし、割る時は糖質0のもので…

飲んでいい「醸造酒」

醸造酒の中でも“ワイン“は例外的に

糖質が少なく

赤ワインや辛口ワインの白なら100ml当たり

糖質1.5〜2.0g程度なので

上記のビールや日本酒に比べると

かなり糖質が低くなっている。

そして、そのうち実際に“糖質“は

(ワインは果糖とブドウ糖)

辛口赤ワインには100ml当たり

0.2gしか含まれていない。

しかも、その多くが果糖で

量もわずかなので血糖値が

ほとんど上がらない。

種類によっては甘口のものや

スパークリンワイン、アイスワインなど

“糖質“が多めのワインを避ければ

ダイエット中であっても

楽しめることのできる「醸造酒」

なのです。

最近では「糖質ゼロ」の発泡酒や

第三のビール系飲料も人気で

「休肝日」にはノンアルコールで

ビールテイストの飲料や

「糖質ゼロ」の日本酒も出回るように

なった。

これらも飲んでも良い「醸造酒」である。

控えた方がいい「蒸留酒」

避けたいのは、“糖質“をたくさん含む

果汁で割って作るカクテル。

例えば、

ジンをオレンジジュースで割った

「スクリュードライバー」(200ml)

には“糖質“19g“、

ウォッカに

ライムベースとジンジャーエールをいれた

「モスコーミュール」(150g)には

“糖質“9.4gが含まれています。

これでは「醸造酒」よりも

高くなってしまっています。

度数が高いものが多い「蒸留酒」は

割って飲むことが多いのでは

ないでしょうか。

くれぐれもウォッカやジンを割って

飲むのなら糖質ゼロの炭酸水か

ミネラルウォーターにして

果実の風味はレモンやライムの薄切り

を添えると良いと

著者は言っています。

厚生労働省が定めた1日量

純アルコール換算で

一日20gまでとしています。

焼酎なら(25度)なら小さなコップ1杯

ウィスキー、ジン、ウォッカなら

ダブル1杯(60ml)

糖質ゼロの酎ハイ(度数7%)なら

350ml缶一本が目安になる。

「糖質ゼロ」とは0gのことでない

ここでいう「糖質ゼロ」とは

栄養表示基準に基づくものであり

100ml当たり糖質0.5g未満を「糖質ゼロ」と

しているため

含まれている“糖質“は0.49gかも

しれない

0.3gかもしれない。

ということは、500ml×2本飲むと

最大で“糖質5g“とっていることになる。

この切り捨てられた数字も集まると

大きなものになるということを

頭に入れでおかなければ

「糖質ゼロ」だからといって

取りすぎてしまう原因になってしまう。

感想・まとめ

「醸造酒」よりも「蒸留酒」の方が

“糖質“が少ない。

度数は「蒸留酒」の方が高いので

割って飲むこと多いと思いますが

くれぐれも割るもののカロリーも

考えて

“糖質ゼロ“の炭酸水やミネラルウォーター

にすると良いと

本書には書かれています。

酔っ払うとタガが外れて

食欲が出てしまう人もいるので

おつまみにも気をつけましょうと

著者は

“ナッツ類やチーズ類を勧めている。

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