【DIT】下腹のぜい肉を落とす一助『人類最強の「糖質制限」論』江部康二著

人類最強の「糖質制限」論人類最強の「糖質制限」論
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とにかく、

「下腹の贅肉をなんとかしたい。」

と思われている方も多いのでは

ないかと思いますが

少し、食事を減らしたところで

NO反応なのです。

では、どのようにしたら

この皮下脂肪をやっつけることが

できるのでしょうか。

本書では医師で

日本糖質制限医療推進協会

理事長で自らも

肥満と糖尿病を克服した

著者がこの

“下腹の贅沢肉“を減らすことに

ついて書いている部分があり

どれを参考にどのようにするか

紹介します。

常に体脂肪が燃える体質に変わる

体脂肪が燃えると

皮下にある脂肪が燃焼・消費され

お肉が減ることになりますが

そのためには、エネルギーとして

日常生活で使われている

「糖質」と「脂肪」のうち

「糖質」を減らすことによって

その代わりに「脂肪」が消費されて

お肉が落ちることになると

いうことですが

では、なぜ「糖質」の方を

減らし、「脂質」はとってもいいのか

ということを本書では

説明しています。

人は「糖質」がまずあればそれを

第一にエネルギーに変えます。

なので、「糖質」があると

「脂質」の出番はなく、ずっと

下腹で待機していなければなりません。

なので「糖質」をできるだけ取らないように

すれば必然的に「脂質」の出番がやってきて

いつの間にか、下腹から

いなくなっているという朗報を

受けるかもしてないということです。

「脂質」はケトン体に変わる

皮下脂肪や内臓脂肪と呼ばれているのは

“中性脂肪“という

検診でやたら値を隠したい物質が

「糖質」に変わってエネルギーに変わる。

「糖質」が分解されるとブドウ糖になる

とこを「脂質」はケトン体という

エネルギーのもとに変わり

これがエネルギーとして使われる

ようになると

体脂肪に消費が始まり

下腹のお肉たちにさよならできる

のです。

だから、下腹お肉がある間は体内に

「糖質」を呼んではいけないのです。

ケトン体でも脳は活動できる

よく言われているのは

「糖質」は脳を動かすのに

必要ではないのか?と

本書では「糖質」(ブドウ糖)でなくても

脳はケトン体で動かすことができると

言っています。

脳に通じる道での関所があります。

大事な脳なので誰でも彼でも入れる

わけにはいかないので

「血液脳関門」という脳に入る入り口

に設置されているこの部分を通り

すぎることができれば

脳で使われることが許される

のですが脂肪自体は通れなくても

「ケトン体」になればその関門を

突破できるので脳のエネルギー

として使用可能なのです。

このように、赤血球以外のエネルギーは

この「ケトン体」で補えます。

自分で「糖質」を作り出す手間で痩せる

糖を作り出す糖新生という作業は

食事から糖質をとってエネルギーに

変える方が簡単ではありますが

余剰の脂肪をそれではいつまでも

減らすことはできないので

ちょっと手間ですが肝臓で

脂肪の中性脂肪から分泌される

「グリセロール」やタンパク質の「アミノ酸」を

使ってエネルギーに変えていきます。

その手間の分も消費エネルギーが

大きくなるのも合間って

より脂肪を使うことが

できます。

こうやってある程度「糖質」は他の

栄養素を使いながら

作ることができます。

その点、タンパク質を構成する

「アミノ酸」は人体で作れないので

「必須アミノ酸」や

体内で作れない脂質の「必須脂肪酸」を

食事から取らなければならないのですが

「必須糖質」はないのです。

エネルギーを脂肪から作ることによって

その分解・燃焼によるダイエット効果も

あるのです。

DIT「食事誘発性熱生産」を増やす

食事をすると体が温かくなって

汗ばんでくることがあると

思いますが

これはDIT「食事誘発性熱生産」といい

「糖質」「脂肪」「タンパク質」

それぞれを

100kcalを摂取したと仮定すると

「糖質6kcal 脂質4kcal タンパク質30kcal」

が熱に変わったことになります。

最も熱に変わりやすい

タンパク質の割合を

他の栄養素より増やすことによって

DIT全体が底上げされて

痩せやすくなるのです。

DITを高める以外のタンパク質の効果

カロリー制限すると脂質やタンパク質の

不足を招くことがあります。

すると、タンパク質で構成している

筋肉が落ちやすく

そこでのエネルギー消費が下がって

太りやすくなってしまいます。

ダイエット中でもタンパク質は

しっかり摂取するようにと

本書では言っています。

感想・まとめ

スポーツジムに行くとよく

「アミノ酸」を服用するようにと

ダイエットの指導の時に

よく言われます。

しかし、プロテインなどの

タンパク質がダイエットに

どう関係しているかよくわからなかった

のですが

これでよく理解できました。

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