相手の心が動く7つの切り口 伝え方が9割 ③ 佐々木圭一著

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相手の「イエス」を引き出すためには

相手が今、何を考えているかを

想像することが大切である

と本書では記されています。

相手の気持ちを想像しながら

コトバを切り出していくにあたって

7つの切り口が紹介されています。

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著者紹介

コピーライター/作詞家/大学非常勤講師

上智大学大学院を卒業

1997年博報堂に入社。

もともと言葉を伝えるコミュニケーションが

苦手にも関わらずコピーライターとして

配属され、ストレスを感じながらも

伝え方に技術があることに

気がつき、

その後、日本人初の米国の広告賞

One Shaw Designでゴールド賞を獲得。

他賞多數。

上智大学非常勤講師も務める。

相手のメリットは何か?

早さを優先して入ったファーストフード店で

どうやら時間がかかりそうなのがわかったら

どうしますか?

やはり、「出ようかなあ〜」って

なります。

そんな時、

「できたてがご用意できます。

 4分ほどお待ちいただけますか?」

と言われたら…

時間は思ってたよりかかりますが

美味しいものが食べられるという

メリットがあります。

それに、「4分」と具体的な時間を

示してもられたら自分の中で、

優先度の修正ができます。

これで相手からの「イエス」は

得られやすくなりました。

嫌なことを避けたい気持ちを利用

「チカンに注意」

なんだか物騒ですが

しかし、この立て看板では

チカンの被害が減らないそうです。

それは、チカンの考えを想像して

いないためだと(笑)をつけて

記しています。😆

そんな場合は、

「住民の皆さんの協力でチカンを

 逮捕できました。」のような

文面が良いようです。

この「協力(体制)」と「逮捕」は

チカンにとっては嫌なことに

なるので、避けようとするためです。

選択できるようにする

選択の自由を作ることで

強制感が緩和され

お願い事が受け入れやすくなる

状態になります。

アイデアのプレゼンの時

自信のある一案があったとしても

複数案を提案します。

その方が相手の“選びたい本能“を

刺激して相手に「イエス」と

言わせやすくなると

著者は記しています。

認められた意欲を利用

これは誰にでもありますよね。

この欲がくすぐられると人は

少々面倒なことでもやろうと

思ってしまいます。

「残業お願いできる?」

嫌っ!ですが

「君の企画が刺さるんだよ。

 お願いできる?」

あんなに嫌っ!だったけど

少し、心が動きました。

何かの役に立ったり、褒められると

「ノー」とは言いにくいものです。

あなただけと限局する

人は「あなただけ」に弱い。

「会合に出てください」

よりも

「あなたにだけは、ぜひきてもらいたい。」

なんて言われたら

行く気がなかったのに行こうかと

検討してしまう。

みんなにこっそり「あなただけは…」なんて

誘ってみると

参加率が上がるかもしれませんね。

いっしょにやろう!感

人はコミュニティを大切にする生き物で

集団行動に安心感を抱きます。

面倒くさいやそこまでやる気が出ない

などの時に「イエス」を引き出したい。

そんな時は

「いっしょにやりましょう」

「私も同じです」

などのチーム感を出すような

コトバがけが効果的だと著者は

記しています。

自分も動くことを前提とします。

「ありがとう」を付け加える。

お礼を会話に入れることで

相手は「ノー」と言いにくくなります。

やはり、感謝されることは嬉しいし

相手の期待を裏切りたくない精神が

働いてしまうのも無理はありません。

「トイレをきれいに使ってください」

よりも

「トイレをきれいに使ってくださって

 ありがとうございます」

の方が意欲的にトイレをきれいに

使おうと思います。

最近では、

コンビニのトイレではよくこの文面を

見かけると思いませんか?

まとめます

本書で紹介された伝え方のコツは

どうしても「イエス」の返事が

ほしい時に知らず知らずのうちに

使っていたなあと思うコトバもあって

うなずけるポイント満載でした。

意識して使うとより成功率が上がるのでは

ないでしょうか?

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