【即戦力】上機嫌の技化 「笑う」こと 『上機嫌の作法』斎藤孝著

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『なんて無意味に不機嫌な人が多いのだろう』

から始まる本書。

確かにそう思うところがある。

不機嫌と威厳を勘違いしている人。

こんな疲弊した世の中では

わかりやすい上機嫌の人が

即戦力として求めてられているのです。

本書では、「気」ではなく「技」で

上機嫌になるメソッド(作法)して

紹介されています。

著者の紹介

斎藤孝(さいとうたかし)

1960年生まれの59歳

日本の教育学者、明治大学文学部教授。

テレビ出演も多数。

私はNHK教育番組『にほんごであそぼう』

で親しみを覚えている。


上機嫌は馬鹿じゃない

いつも機嫌の良いのは、なんかバカに

されそうな感じがあり。たまには不機嫌な

感じで威厳を放って、周囲の人に気遣って

もらいたいなんて、思ってしまうことも

あるけど、本書ではそれは思い込みに

すぎないと言っています。

例えば、作家や学者はイメージはブスッとした

不機嫌なイメージですが

本当に知的な人は上機嫌に振る舞うことが

できるそうです。

仏頂面をしていると何か意見がありそうに見えるかも

してませんが、実は前向きに生産性のあることを

考えている人は頭が回転していますから

顔が生き生きとしていて

身体が柔らかくレスポンスが早い。

じっと固まって渋い表情を続けていられないものです。

上機嫌の作法 斎藤孝著

不機嫌に見えてしまう原因

自分で意識して不機嫌な場合と普通にしていても

不機嫌に思われることがあります。

普通にしているのに不機嫌に見えてしまうのは

レスポンスの低下のようです。

特に、40代以降になるとその傾向に

なるようで、反応が遅いと本人には敵意が

ないにもかかわらず

「この人は自分に対して敵意や嫌悪感を

持っているようだ」と思われがちです。

子供などは柔らかく反応が豊なので

意識的な不機嫌と取られますが

「歳をとる」と普通にしていては

相手に敵意を知らじ知らずの内に持って

いると思われる状態なのです。

ゆえに、「技」的に上機嫌力を身につけて

反応の低迷傾向に歯止めをかける

必要があります。

まずは笑うことでイメージアップ

若い時は、(言い方がネガティヴですが😢)

身体も心も柔らかいので

自然と笑顔になったりします。

「箸が転がっても楽しい」感じはさすがに

年齢と共に衰えます。

「こんなことで良い大人がヘラヘラしてどうする?」

ってことが多くなってきたのとは

事実です。😢

無理に笑顔は難しいですが

自分が平静を保っていると思っている

状態でも、周りから見た時には

不機嫌そうに見えることを意識する

だけで、違ってくるでしょう。

まとめます

加齢に伴って不機嫌になることが

多くなってきているのは事実で

それは、歳を重ねたことの威厳を

保ちたいという欲求もあるのですが

身体的に固まって柔軟性に欠けてきている

ことも原因だと分かった。

これを社会への適応性の低下の兆候だと

自覚すべきなのです。

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