【あらすじ】永遠の命(3千年)火の鳥 ギリシャ ローマ編手塚治虫

火の鳥ギリシャ ローマ編
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手塚治虫の 火の鳥のシリーズでは

全13巻の中では

一番新しいものになります

それでも、初出誌1956年です

ママ
ママ

確かに古いだけあってなんだか、本が埃っぽいわあー

ぽつ
ぽつ

お掃除が甘いだけではー

他の作品と違ってスマートな男女の物語

なのが少女マンガのようでした。

主人公たちは火の鳥の生き血を

もらいます。

ママ
ママ

いつもはケチケチしてくれないのにこの二人はあっさりと

もらってます。

なので、この主人公2人は3千年もの間

生き続けることになります。

エジプト編

エジプトの王子のクラブは王様のために

不死鳥の“火の鳥“を求めて

遠いエチオピアまで旅に出ます。

その間の王子にとっては

継母である妃に王様は

殺されてしまいます。

王様の危険を知らせようとした

奴隷のダイアが命を狙われたため

お城を脱出しました。

そこで、旅に出ていた王子クラブと

一緒に火の鳥を追います。

心優しいダイアは

火の鳥の卵を守ってあげました。

そのことを感謝した火の鳥が

二人に自分の生き血を飲ませます。

そして、王様亡き後、王子が即位

する時に奴隷のダイアを妃に迎えます。

ダイアは美しいし、歌声で様々な生き物を

癒します。

しかし、

奴隷と王子の結婚は奴隷たちからの

祝福と同時に多くの反感の得ることに

なりました。

ここで、王子は兵たちに暗殺されて

ダイアは王子が流れ着いた先で自害

します。その様子を火の鳥(親)

は見守っています。

しかし、ナイルの氾濫で二人の遺体は

流せれていってしまいました。

そこで一旦離れ離れになってしまいます

ママ
ママ

火の鳥は卵を守りながらも二人のことも

気にしてたげど一歩間に合わずでした。

ぽつ
ぽつ

人間のために必死になる火の鳥もめずらしい気がする…

ギリシャ編

ダイアはトロヤの王子にひらわれ

クラブはスパルタの勇士にひらわれ

家来になります。

トロヤとスパルタとの交流会?の時に

 二人は再会します。

それから、なぜか兄妹設定で

「お兄様」「ダイア」なんで呼び合って

います。

二人は記憶がなくなって

自分たちが不死身だと知りません。

二人はなぜか見覚えがあるような

感じだったので兄妹設定になったの

でしょう。

ダイアは美しいためにトロヤの王妃に

目をつけられ牢屋に

入れられてしまいます。

そこへクラブが助けに現れ

二人は荒波へと逃げていきます。

そして、二人はスパルタに流れ着きます。

そして、そこで自分をひらってくれた

勇士にまたもや助けてもらいます。

ダイアは敵国トロヤの娘だったので

「男」だと言ってクラブはかばいます。

しかし、

兵のアキレスに「女」だとバレてしまい

連れて行かれてしまいます。

その途中で自分の妃になれば助ける

と迫られますがここは断ります。

アキレスはダイアを連行中に矢で

アキレス腱を打たれ倒れそのうちに

ダイアは逃げ出します。

ママ
ママ

アキレスはまさか自分が打たれたところが

後々にその部位の名称に自分の名前になるとは思ってないわねー

そして、クラブと再会するのですが

トロヤの木馬から出てきたクラブを助けて

くれた勇士ユリシーズはダイアを

攻撃します。

クラブがダイアがいると腰抜けに

なるのが気に入らないのです。

クラブは攻撃を避けるため

ダイアを抱えて去っていきました。

ローマ編

ギリシャはローマに滅ぼされ

大帝シーザーによって宝物が物色されて

いた時、一人の兵士が

宝ではなく、二人のみずみずしい

遺体をもらって連れて帰ることにした。

家に帰ってもすぐ蘇らず

その日からさらに50年だったある日

目覚めたのです。

それからパン屋を営みながら

また、兄妹として生活していましたが

クラブは美しいので、まだ

この国の王が妃にしようと

迫ります。

それからダイアを守るために

王から反感をかい

二人は牢屋に入れられます。

ダイアはクラブを助けたくて

コロシウム(競技場)で猛獣と戦って

勝てば、望みを一つ聞いてもらえる

ということを利用して

「1週間で火の鳥を見つけてくる

ので帰ってきたらクラブを助けて

欲しい」と訴える。

王は承諾する。

というのもダイアが帰れないように

城外に出たら監禁してしまう

計画があったので王は

承諾したのだ。

しかしこれはライオンや火の鳥が

助けてくれたおかげでぎり宮殿へ

帰ってきました。

火の鳥はダイアと一緒に来て

王様に狂ってしまう偽の生き血を

飲ませて去っていきました。

クラブはローマの皇帝に

ダイアは王妃になって幸せに

暮らします。

ママ
ママ

途中、あれ?「走れメロス」?

と思ってしまった

まとめます

他のものよりコミカルな感じで

ただただ、何回も生まれ変わり

主要なところで活躍すると言った

感じでした。

気楽に読めた本です。

火の鳥が親子で描かれているのも

めずらしいです。

今回の火の鳥にカリスマ性を感じ

辛かったのは

卵を抱え、子育てに忙しかった

せいでしょうか?

ギリシャ ローマ編
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