【憲法】俺たちのガキのために 日本国憲法を口語訳してみたら 塚田 薫著

日本国憲法を口語訳してみた日本国憲法を口語訳してみた
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理系の者にとって“社会“という科目は

覚えなければならないものが多く

この“だだ覚える“だけが

なかなかできない。

そこで、わかりやすく法律や憲法が

書いてある本を探していたら

本書を見つけた。

日本国憲法は読めなくはないけれど

小難しい日本語の羅列でなんのことが

内容が頭に入ってこない。

そんな人には最適な本です。

著者紹介

塚田 薫 (つかだ かおる)

1989年愛知生まれ

本書は愛知大学法学部法律学科に在籍中に

友達の「憲法って何?」と聞かれた時の

返答が好感を持たれたので

ネット上で「日本国憲法を口語訳してみた」

というタイトルで発信し大反響を得る。

それから

長峯 信彦(愛知大学法学部教授)監修のもと

冬幻舎より出版の運びとなる

第三章 国民の権利及び義務

第13条 横着するなよ

すべての国民は、個人として尊重される。

生命、自由及び幸福追求に対する

国民の権利については、公共の福祉に

反しない限り、

立法その他の国政の上で

最大の尊重を必要とする

という条文を著者は

本書ではこう書いています。

俺たち国民は

みんな個人としてちゃんと扱われる

価値があるし

すべての人は自分なりに幸せを

追い求める権利があるんだ。

このためにこそ

政治家は頑張ってくれよ。

でも国民も権利があるからといって

横着するなよ。

お前に権利があるように

人様にも権利があるんだからな。

日本国憲法を口語訳してみた 塚田 薫著

この“政治家は頑張ってくれよ“

“横着するなよ“というのが

著者のオリジナルな表現が出てきます。

“公共の福祉に反しない限り“では

お前にも人様にも権利があると

していますね。

第25条 結婚したら仲良く助け合って

第25条

婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し

夫婦が同等の権利を有することを

基本として、相互の協力により

維持されなければならない。

この条文を

みんなまずいっておくけれど

男女はどっちが偉いとかないからな。

結婚はお互いがこの人と一緒になりたいと

思ったからこそ、できるんだ。

結婚したら仲良く助け合って、

幸せに暮らそそうぜ。

日本国憲法を口語訳してみた 塚田 薫著

“相互の協力により“は

仲良く助け合ってとして

表現がまろやかな感じにしている。

監修の長峯 信彦教授曰く

著者の印象が“柔らかく ふんわり“とした

感じの人らしいので

その辺りが本書にも垣間見られる

とのことです。

第30条 税金を払え

国民は、

法律の定めるところにより

納税の義務を負う。

いいか、お前ら、よく聞け。

税金は払え。

脱税とかセコいことするなよ

日本国憲法を口語訳してみた 塚田 薫著

まあこれは原文読めばわかる

ものですが

“税金払え“と著者が表現している

感じからすれば、

ここはかなりの強制力があるよ

と言いたいのでしょう。

そりゃそうですね。😆

まとめます

このような感じで日本国憲法を全文

わかりやすく口語的に置き換えられ

憲法の内容がわかりやすく

なっています。

この本の後半では

でっ『憲法って何?」

日本国憲法はどうやって作ったか?

憲法9条はそんなに重要なのか?

生活保護って何?

などの掲載もあり、

本書で大まかに、

日本国憲法がわかり

苦手意識の克服の一助になりました。

勉強にまず“感じを掴む“ことも

大事かと思います。

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