大学受験 合格偏差値が異なる模試の活用方法

大学情報最新大学受験情報講座
スポンサーリンク

特定の大学に対する合格可能ラインが

ある模試では、
偏差値70となっているのに
別の模試では、
偏差値55となっていたりする。
それは模試によって
受験者の層が大きく異なっているから

最も多くの高校生が受験する  進研模試

大学受験を考えている
ほとんどの生徒が受けます。
(一般入試の生徒だけではなく、
推薦入試を受ける)
問題も易しいものが多いため、
難関大学の判定は
うまく出ません。
そのため、
難関大学受験を主とした有名進学校は
参加しないことが多く、
偏差値は高めに出やすく
なります。
一般的な都道府県ごとの
高校入試向け模試で出る
偏差値に近い。

次に受験者が多い  河合塾 全統模試

受験者層は、一般入試を受けて
進学を考えている生徒が中心。
あまり難問はありませんが良問が多く
中高一貫校では
1学年上の全統記述模試を
団体で受けることがある。
全統記述模試は
理解や数学を学習するペースメーカー。
未習分野が残っている生徒に向けていると
思います。
偏差値は大まかに言って
進研模試より10ポイントほど
低く出ます。

有名進学校の生徒が団体受験する 駿台全国模試

ハイレベル模試で、
難関大学の受験生が
受験者の多数を占め
中堅以下の大学は
進研模試と逆にうまく
判定できません。
以前に比べれば
強烈な難問は減っているが
偏差値は全統記述模試などより
さらに5ポイント程度
低く出る。
理系を意識した中高一貫校向け
 → 代ゼミトップレベル模試 Z会
これらも
ハイレベル模試で腕試しとして
早期に受けるのに
適しています。
だいたい
引き合いに出して比べているのは
河合塾の全統記述模試のことが多いです。
FullSizeRender

引用 参考
親と子の最新大学受験情報講座(理系編・3訂版)
天流仁志・原田将孝(GLS予備校)
2014-12-18


まとめ

今自分の学力が
どのくらいの位置に
あるか知るのはとても大切なこと。

希望大学に合った模試を受ける

せっかく貴重な時間を使って
模試を受けても
希望する受験校にあった
模試を受けないと
間違った判定をしてしまう。

模試はあくまでも模試 本番ではない

そして
模試の成績を躍起になってあげようと
試験前のその予想範囲を
やり尽くして受けたとしても
それは、
本番の試験ではなくあくまで
模試であることを
忘れない。

結果で一喜一憂しない

結果の良し悪しで
一喜一憂するのではなく
現時点の実力のおおよそを測っているに
過ぎないと認識した上で
数学ばかりに囚われて志望校を
決めるのではなく
内容を細かく分析することが
有益な模試の受け方かと思います。
最新大学受験情報講座
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント