15秒プレゼンから1分スピーチを目指せ『恥をかかないスピーチ力』斎藤孝著

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卒業・入学・就職シーズンとなり

人前で少しかしこまった雰囲気の中

話をしなければならないことも

これから増えていくでしょう。

このような改まった機会での

スピーチは緊張してしまうものだし

後でみんなの反応など思い抱いて

「なんであんなことを

 言ってしまったのだろう」と

後悔したり…

本書ではスピーチの効果的な

やり方や訓練の仕方などが

解説されています。

実際、自分がスピーチしている

様子を思い描きながら

読んでいきながら

次回の機会に備えたいと思います。

スピーチであたえる不快感は時間の長さ

確かに長いスピーチを聞くのは

辛い時があります。

よほど自分が今興味のあることなどを

話してくれているなら別ですが

そんなことは大勢いる聴衆の一人に

過ぎないのでそれは奇跡に近いでしょう。

聞いているほうが退屈を通り越して

苦痛を感じているのに、

それすら気づかない。

私が以前出席したあるパーティでは

開会の挨拶なのに

偉い人の挨拶があまりにも長くて

若い人が倒れたことがありました。

「恥をかかないスピーチ力」斎藤孝

著者もスピーチの長さに辟易しています。

時は金なり(Time is money)

時間をお金のように大切にというか

むしろ、時間の方が大切だと最近は

痛感する年齢となり

少しでもお互いの時間を尊重するのは

大切なことになります。

会合などもできるだけ

早く終わらせたいと誰もが

思っていることでしょう。

ストップウォッチを持ち1分スピーチ

著者は学生に

「考える時間30秒」

「発表は一人15秒」と

制限時間を設けてスピーチ訓練を

指示します。

スピーチに自信がない人や

初心者の場合は1分で終わるのが

目標としてやっていきます。

それは著者の経験から言っています。

30秒まで 余裕で耐えられる

1分まで 「この話は面白くないな」と

     思い始めても、「まあいいか」と

     平静に受け止められる。

2分まで 「この話はつまらない」とはっきり

     認定し始める

3分まで 「まだ続くのか」と嫌気がさしてくる

3分越   怒りを感じ始める

「恥をかかないスピーチ力」斎藤孝著

3分超えると怒りを覚えるは

大袈裟かもしれませんが

意外と3分は長いのです。

これから考えても1分くらいで

話せると良いように思います。

まずは、

「15秒」から初めて見ましょうと

いうことです。

15秒スピーチの効果

実際やってみると1分でも長いようです。

一人一人に「15秒プレゼン」を

してもらいます。

15秒でパッと立って15秒で話すと

40人のクラスで10分あれば

全員の話を聞くことができるとなれば、

かなり効率が良いことがわかります。

「15秒」は無駄な前置きはできません。

好きなことを言うのではなく

著者が出したお題に沿った

スピーチを「15秒」でしないといけない

となると歌でいうといきなり「サビ」の

部分からいうことになります。

中身の濃い内容の情報交換となります。

ちなみに私が「15秒」で読める文字数は

80文字程度です。

これ以上早いと内容が入り辛いです。

スピーチであっても「15秒」なら

80〜100文字ぐらいになるでしょうか。

他の人がスピーチにしている間に

これくらいの文字数で内容を

まとめていくのが

良いのかもしれません。

これを30秒、1分と伸ばしていくと

いうことです。

訓練中、

「内容が多いから30秒や1分では無理」と

言われるようですか

慣れればこの時間で必要な内容の

プレゼンができるようになるようです。

実際、いくら内容が網羅されていても

聞き手がだるくなって聞く気が

なくなるなるなら

短くて多少拙くても

しっかり聞いてもられるスピーチを

したほうが有効なのでしょう。

短いスピーチを補うコツ

ちょっと拙くなることが気になる

ことがあるかもしれませんが

時間を気にしたスピーチに

もう少し意識してやってみることが

紹介されています。

スピーチがうまくいかないなあと

思う人は

“最後“の着地点“が決まっていない

ことがあるようです。

その場の思いつきで

「あと、こういうことがあって」と

付け加えていき

しまいにはどこで終わらせれば

いいのかわからなくなって

ぐだぐだになってしまいます。

「恥をかかないスピーチ力」斎藤孝著

確かに言われてみれば…

思い当たることがありますよね。

ベタなものでもいいので

「ありがとうごさいました」や

「以上です」で終わると決めて

話始めると良いのかもしれません。

ちょっと上級?「決めフレーズ」

キング牧師の「I have a dream」や

ジョブズの「Stay Hangry Stay Foolish」

のように誰かの言葉を用いても良いので

「決めフレーズ」を用意しておくと

印象づけることができるといい

ことですが

これはちょっと難しいかも

しれません。

日本人はShyで恥ずかしさがどうしても

あるうからです。

著者はこういう“恥ずかしい“と

もじもじするのも良くないと

言っています。

それは恥かしいことでもないし

言い訳がましく、自らハードルを

上げることにもなるからだそうです。

しかし私はカラオケなどでは

「いや、歌えないんすよ」や

「下手なんですよ」と照れながら

一回は拒否して

「まあそう言わず」

「そうですか〜」というくだりを経てから

歌い上げるタイプなので

著者からすればイライラの対象なのかも

しれません。

まとめます

スピーチは時間が重要なのは

わかります。

特にビジネスシーンにおいては

やはり「時は金なり」と心で皆が

思っていることでしょう。

実地訓練的な時短練習も必要ですが

話す内容を練るのも大切で

優先的に伝えることをコンパクトに

いうのがいいのか

全体の要約を薄く言った方がいいのか

そこが難しいと思いました。

後、日常でいつも端的にコンパクトに

まとめあげた会話ばかりだと

内容は伝わっても心情までは

伝わりにくいので

ちょっと恥ずかしいアピールも

“謙虚“さがあって日本人には

安心感があるのかなあとも

思いました。

恥をかかないスピーチ力
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