【ハラル】認められない食材『ハラルマーケット』HCP著

ハラルハラルマーケット
スポンサーリンク

イスラム教徒は世界人口の23%を

占める約16億人(2010年時点)の

人がいると言うのですが

日本が単民族が占めることも

あってそのことを実感することが

少ないのですが

これからオリンピックがあったり

インバウンドを期待するなら

このイスラム教徒(ムスリム)の戒律で

ある「ハラル」について知っておく

必要があるのではないでしょうか?

その特徴的な“食事“について

本書から紹介します。

ハラルでない食材

・イスラム法(シャリア法)に基づき

 食肉処理されていない動物

製造過程で使われてもノン・ハラル

*このイスラム法とは

 イスラム教の教えに準ずる法律のこと。

 加工品の場合は使われる原料になる食材が

 ハラルであるかどうかで決まります。

 例えば、“豚“が加工品に使われることが

 多いソーセージやハム・ベーコン、

 脂部分が即席麺やスープ、ゼリーや

 アイスクリームなどのゼラチン、

 調味料、健康食品など細かく成分を

 見れば使用されている場合がありますが

 それもダメなので

 “豚肉“そのものがなくても要注意です。

生産工程を経たものはノン・ハラル

花蜂はダメ(ノン・ハラル)ですが

蜂蜜はOK。

魚、食物、きのこ類などは、

有毒、中毒性があるもの以外はOK。

(田畑で栽培される農作物は基本的ハラル)

ミネラルウォーターはハラルですが

ペットボトルに詰めるなどの

工程がなされるとダメな場合がある。

また、果物はハラルなのですが

絞ってジュースにして飲むのはOK。

そのジュースを何らかの形に加工すると

(パックやペットボトルに詰めるなど)

ミネラルウォーターのように

ダメな可能性があります。

その他のノン・ハラル(ハラム)

・豚、犬およびそれらの子孫。

・虎、熊、象、猫、猿など

 長く鋭い牙を持つ動物。

・鷲、フクロウなどかぎ爪のある鳥

 捕食鳥

・ネズミやゴキブリなど病原菌を運ぶ

 動物や毒を持つ動物

・花蜂、キツツキ

・シラミ、蚤、ハエなど嫌悪感を

 起こさせる動物。

・汚染された水など、不浄(ナジス)で

 ある場所に棲息するもの。

・ワイン、シャンパン、ビールなどの

 アルコール飲料

・遺伝子組み換えなど。

ムスリムは不浄を嫌う

“豚“を禁止する理由

“豚“が禁止される理由として

ムスリムにとって最も重要な戒律の

コーランで禁じられているという

単純なことから、

もう一つ、“豚“は

衛生面を考えると豚を返して

病気になりやすいと考えて

禁止している説もある。

つまり、健康や清潔、安全、安心といった

ものを害するものは「ハラル」ではないと

判断できる。

不衛生な場で製造されたものを

口にするのは危険だと言うことでしょう。

目に見えにくい基準の「ハラル」

健康か不健康か?清潔か不潔か?

安全か危険か?ということは

はっきりこれだ!とわかりずらいのですが

ムスリムの考え方としては

“不浄“(ナジス)であってはいけない

と言うことが「ハラル」では重要なのです。

まとめます

「ハラルではない食材」といっても

上記で挙げられた食材は

あまり(全く)頻回に食べられる食材

ではなく、

むしろ、食材というよりその製造工程

などに問題を感じているように

思いました。

ムスリムの“不浄“とは、確かに衛生面にも

気を配らないといけないのは

わかりましたが

それはムスリムだけではなく

生きとし生けるもの全てが

配慮しなければならないこと

なので、特別と言うのなら

人工的に手が加えられて

実際、何かわからないものを

“不浄“と呼び口にしないと言う

ことなのでしょう。

ハラルマーケット
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント