【時間の使い方】三日坊主や無計画で時間を動かせ!1秒もムダに生きない 岩田健太郎著

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時間を有効に使うために

“プライオリティー・リスト“を作ると

何が優先事項かが把握でき

仕事によっては

後回しにしたり、

他者にやってもらったり

もう、やらないという選択も取ることが

できます。

一見、時間の無駄を省けるように

思いますが

著者は本書では

リストは関係なく

「一番やりたいことを、やる」

ことが良いと言っています。

それは何故なのでしょうか?

「やりたいこと」=「快楽」とは限らない

人間は快楽を求める生き物ですが

「やりたいこと」=「快楽」とは

限りません。

時には率先して

あえて苦痛を伴う選択をすることが

あります。

例えば、災害時のボランティアなど

身体的には快適なことはなく

むしろ寒さや不眠不休の過剰労働を

伴うことがあるのですが

それら「快適さからはほど遠い」

選択肢を自ら取ることがあります。

それは何故でしょう?

「やりたいこと」が快楽を追求

することとは限らないからです。

著者は多くの日本人は「やりたいこと」に

「あえて苦しみを伴う選択肢を取る」こと

であると記しています。

「今、一番やりたいこと」をリストを

考えずにやったとしても

多くの場合、快楽に溺れて自堕落に

なってしまうことはないのです。

緊急性や重要性は考えるべきか?

緊急性や重要性が高い事象は

著者など医者の場合は

患者の急変とかになるのですが

これは悩むことではないので

リストをわざわざ作らなくても

すぐ、行動に移せるため自然に

“悩む““考える“時間が節約となって

います。

緊急性や重要性の低い仕事は

これもまた自然に後回しに

なるのでこれも“悩む“時間を

節約できることになります。

ゆえに、「自分の気持ちに素直に」

なっていれば優先事項は率先して

できるし

些事はやらなくなります。

このプライオリティー・リストを

作る時間も節約になります。

動いていないと動けない

「今一番やりたいことをやる」ことの

最大のメリットは上記で書いた

“止まっている時間“が少なくなる

もしくは

なくなるということです。

「計画を立てている」ときは

人の心の動きが「止まっている」時です。

これが一度止まると

人の心のフットワークが悪くなり

なかなか動き出すことが

できなくなってしまうと

著者は言っています。

計画を立てることで

人の動きが鈍くなってしまう

ということです。

著者はプールの中で歩く時を

例えに出して説明しています。

プールでは水の抵抗があるので

止まった状態から動き出すのは

大変ですが

一旦、動き出すとスイスイいける

ものだというのです。

なので、あまり考えずに

「とりあえず動き出す」ことが

大切なのです。

コンピューターも

マニュアルをちゃんと読んでから

使い始めるのは

ちょっと面倒でもういいや!って

気持ちになりがちですが

「取りあえず使いながら覚える」に

すると、断然やる気も出てきて

どんどん使いこなせるように

なっていくのです。

三日坊主のススメ

著者はドクターであリ、大学の教授でも

あるので

研修医を教えることがあるのですが

その時に「三日坊主」でも構わない

といった先生がいらっしゃったと

本書で紹介しています。

例えば、

朝に勉強会をするとか計画しても

人が集まらない、続かないなどが

あるのですが

「三日坊主」でも三日間の勉強を

10回繰り返せば30日分の学びになる

ことになることが良いという

ことです。

ここで色々と、どうやったら人が集まり

長続きすることができるだろうかと

思案している時間が“ムダな時間“で

それよりもすぐ頓挫してしまっても

自分に寛容であり、

他人の目を気にしなければいいと

言っています。

それよりもトライしてギブアップを

繰り返しながら途切れ途切れでも

進歩する方か上なのです。

「やろうかな〜続くかな〜」と

逡巡している人は

「止まっている人」なのです。

一旦止まると先程の例のように

動き出すのは一般的に

困難なのです。

たくさんの意志を要すると著者は

言っています。

「とりあえず動く」=「三日坊主」と

いうことでしょう。

あとは「三日坊主」が日常化している

環境を早く作ることです。

長続きにしない行動は時に

羞恥心を伴うことがありなますが

他人を傷つけないことを前提に

失敗や挫折を許容される環境を

作れば

新しいことに挑戦することができ

常に充実した時間を過ごせるように

なるということです。

まとめます

このように計画を立てたり

リストを作ったりする時間は

短縮することができ

例え、“無計画“であったり

“三日坊主“であってもとりあえず

動きを作って置くことが大切だと

いうことです。

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