【あらすじ】義経と弁慶 火の鳥 乱世編 下巻 手塚治虫著

火の鳥乱世編下巻
スポンサーリンク

鎌倉時代の幕開けとなる源氏による

平家の滅亡のあたりをモチーフに書かれた

乱世編です。

このあたりの歴史の流れを勉強するなら

わかりやすくて良いと思います。

上下巻あり少し長めですが、私は

細かい源平合戦はあまり気にせず

主人公の弁太(いわゆる弁慶)を

中心に読んでいくとスラスラ読めました。

弁太、義経に騙されてと奥州へいく

おぶうが弁太に「ほとぼりがさめるまで

都で待っている」という

偽の手紙を見せられ、もう一度、都に

帰ることを諦め、義経と共に

潜服先の奥州へいくこととする。

村の娘、ヒノエに出会う

手紙が偽物とわかり、怒り心頭と

なった弁太の気を紛らわすために

村の豊作を祈る祭に参加させる義経。

祭りで踊っていた時に

ヒノエという娘に出会う。

踊りが終わった後、その娘は

弁太に抱きつき

「嫁にして欲しい」と激しく迫られる

しかし、おぶうを思っている弁太は

拒み続けるがヒノエはこの祭りで夫が

見つけられなかったら売られてしまう

というので、仕方なく女房にしました。

ヒノエは結婚詐欺師だった

朝起きると家中の全てのもの全て

無くなってしまっていました。w

しかし、

たくさんの荷物を運んていたので

村の人はそれに気づきボコボコに

やられるヒノエ。

それをかばう弁太、ヒノエを連れてきて

家に住まわせる。

また、おいはぎのようにヒノエは

家のものを持ち出し、それを見つけた

義経にボコボコにされてはまた

弁太はかばうのでした。

ヒノエがこれ以上ボコボコにされる

のは、かわいそうなので道賃金を

渡し、弁太は去っていきます

おぶう、行方知らずとなる

おぶうが行方不明と聞いた弁太は

僧侶に木彫りを授かり冥福を祈って

いるとそこにヒノエが現れて

手ぐせが悪く自分にはどうすることも

できないと嘆くヒノエに

「一緒に祈ろう」といってやりました。

弁太、おぶうに再会する

ヒノエを女房にした弁太の元に

義経が出陣の命令をする。

ヒノエは抵抗するが結局は弁太は

義経についていくことになる。

おぶうは、清盛が亡き後、山家に戻り

弁太を待つようにと明雲に勧められるが

「自分は清盛を愛していた。弁太の

ことは昔の思い出だ」と残った平家の者

と西国へ逃げ延びる。

平家をうつ最後の戦にかり出された弁太は

そこで、船で平家の者として待機していた

おぶうに再会する。

おぶう、義経に殺される。

おぶうを救おうとする弁太だったが

一足先遅く、

義経に切りかかったおぶうは

義経に斬り殺されてしまう。

平家は滅びる

壇ノ浦の戦いに敗れた平家。

義経が勝利に酔いしれていた頃

義経が火の鳥(火焔鳥)を手に入れ

永遠の命を得たと勘違いした兄の頼朝は

これは、義経を殺さないと自分は

天下を取れないと思い

義経に兵を向けてきます。

義経が目をつけられたおかげで弁太にも

危険が及びます。

弁太、ヒノエと逃げる。

今度は流石に腹が立って、義経を

援護することもなく、

ヒノエと逃げるがその後の消息は

不明である。

義経はこの時、死んでしまう。

まとめます

義経は権力のために友達を

騙したり、殺してるすることは

当たり前のようにやっていましたが

結局、兄によって滅ばされます。

それと、対照的に弁太は両親を殺され

愛する人をさらったさむらいに自分もなり

ひたすら、愛する人を守るために

生涯をかけた。

とても、対極的な二人だった。

そして、下巻も本物の火の鳥は

出てこなかった。(うわさレベル)

乱世編下巻
スポンサーリンク
スポンサーリンク
inuimieをフォローする
スポンサーリンク
ぽつのブログ

コメント