自分の人生は自分の自画像にコントロールされている『成功の心理学』デニス・ウェイトリー著

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成功している人は

なりたい自分のイメージを

積極的に作り

自分の演じたい役の理想像を把握し、

その役になった気持ちで

その役に相応しい言葉を選んで

自分がイメージした

勝者のように振る舞い

“自分はこうなる“という魅力を

先取りしていると

本書では成功の秘訣として

この“自己イメージ“の決定を

あげています。

自己のイメージを自分で決定する

著者は

私たちは“そう見られたい“と

思っているものに

なることができ、

“自分はこういう人間だと感じる“

人が私たち自身であると

本書で語っています。

それって、自分は“できる人“と思ったら

自分は“できる人“そのものだと

ということなのでしょうか?

このような疑問を持ってしまうのも

成功を阻害している要因のようで

“…である“ではなく

“…ではないと思う“ことが

成功を遠ざけているようです。

“自分はこういう人間だ“という

事実にそって振る舞うわけではなく

“自分はこうゆう人間なんだ“と

考える自分の知覚に従って

行動しているのが人間なんだと

著者は本書で語っています。

その人その人が、

自分についてどう感じているのかが

その人の全てたということです、

なぜなら、

こういう自分になりたいと

憧れることが

自分を作り出す自分のイメージに

投影されているからなのです。

ゆえに、成功を収めるには

自分の成功イメージをまず持ち、

それが自分なのだ、

その役をうまく演じるのだと

意志を決定づけることが

重要なのです。

子供たちがもつ自己イメージ

子供の自己イメージの例を参考に

自己イメージの

成功への重要性が語られています。

子供たちのもつ自己イメージは

外部の指導や批判でたやすく

動揺します。

しかも感受性が強いので

外部の刺激をキャッチしやすい。

だから、先生や親から

「この子は理解度が低い子だ。」と

思われ

そのように扱われた子供は

本当に劣っていると思い込んで

しまい

本当に劣ってしまうことが

あるのです。

青い目の子の方が茶目の子より優れている

ある小学校を例にあげて

説明しています。

子供たちの親に許可を得て

生徒たちにこう言いました。

「青い目をした子供の方が

 茶色の目の子より優れている」と

話して、子供たちに

自分が“青い目“か“茶色い目かを

記した小さいカードを

首から下げさせました。

一週間ほどして様子を見ると

“茶色の目“のグループは

成績がぐんと下がり

“青い目“グループは

成績が著しく向上しました。

今度は実は間違いで

“青い目“の子の方が出来がいいと

逆に言ってみると、

結果も逆になり、今度は茶色の目の

グループの成績の方が向上が見られた

ということです。

これは、素直な子供たちを用いての

実験でしたが

これで、いかに暗示の力が

大きいかを

物語っています。

これは近年の男女のことでも

言えることですが

社会における女性の地位の向上も

女性が自らの性を男性に比べて

劣勢ではないと自己イメージを

持ったからなのです。

それらの結果、女性は行動の幅も

広がり、業績も上がり

それを見た女性たちは

また、“自分たちは劣っていない“と

いう自信になり、

自己イメージが成功イメージと

繋がっていったと言えるでしょう。

自分の自画像にコントロールされる

「私は名ダンサーだ」

「私はとても素晴らしいユーモアの

 センスがある!」

または、

「自分は生まれながらの敗北者だ」

このように、私たちは心の中に描いて

“心の中の自画像“に

コントロールされているのです。

それは自分が自分に設定した限界で

その限界を私たちは

超えることができないのです。

できることは

制限の枠をちょっと広げて

その中でもがくのが

関の山ということだと

著者は語っています。

なので、

自分で小さな枠に

閉じこめられないように

自己イメージを壮大に持つ

必要があるということなのです。

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