兼好の融通無碍に学べ『ヘタな人生論より徒然草』荻野文子著

ヘタな人生論より徒然草
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古典では定番とも呼べる作品

「徒然草」はその一つです。

「徒然なるままに、日くらし、

 硯にむかいて…」

という書き出しは

古文などの授業でなんとなく

覚えている人も少なくないでしょう。

息子が中学生の頃、国語が苦手で

「何をやってるのか?」と

聞いたら

この『徒然草』でした。

本書は元東進ハイスクールの

「マドンナ先生」として

人気を博した荻野文子著で

予備校の先生がわかりやすく

『徒然草』を解説した本であると

同時に

日々の暮らし、人間関係などで

何もの囚われない自由な様を描いた

『徒然草』に

現代社会を当てはめて

心穏やかに暮らせるヒントを

与えるような構成になっているので

受験用というだけでなく

人生における指南書としても

紹介されています。

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