【何かが足りない】大学入試覇者たちの4つの思考の癖 『塾歴社会』おおたとしまさ著

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格差社会などこ吹く風のごとき

「非凡な子」たち。

進学塾で出される大量の宿題にも

物ともぜず、淡々とこなしていき

「普通の子」がアップアップして

宿題に溺れていくのを

不思議そうに見ているw

そんな「非凡な子」も

社会に出れば、ある意味

「使えない!」と言われたりするには

どうしてなのでしょうか?

本書を参考に考えます。

「答え」を見つけるのは得意

テストでは「正解」が必ずあるため

覇者たちは

あらゆる局面で答えを出し続ける癖がある。

しかし、

世の中はその時々「正解」は変わる。

その時、答えが即効に出なければ

テストではアウトなので

覇者たちはここで思考停止する。

「そうゆうもんだ」と自分を納得させられる

「正解」がわからない状態に対する

耐性が弱いため

覇者がわからないんだったら

誰もわからないでしょうと

ばかりに

「考えても仕方がない」

「そうゆうもんだ」としてしまう。

それはまるで

大量の宿題を出されても、

受験勉強が増しても

「それはそういうものだ」

と思う込むことができる。

このことは良いことでもあるし

悪い側面もある。

良い面では

「四の五の言わずやるときはやる」

と覚悟ができ、

仕事をこなす上では時には

必要な態度です。

悪い側面では

答えが出なければ

早い段階で諦めてしまうこと。

確かにテストにおいては

効率が良いのですが

仕事とでは

社会のリーダーになる機会が多い

覇者たちはどんな難題に直面しても

諦めてはいけない立場なのです。

この社会に出てからの

「動的な問い」に向き合い続ける

ことが大切になってくる。

言わば

“問いを問いとして抱え続ける力“が

必要だと著者は言っています。

弱者を前にして

「どうしょうもない」ではすまない。

大きな力を持つ覇者には責任が伴う。

そういう面では覇者たちは

しんどいのです。

何でも「いちばん」を目指す

人生の選択の連続であり覇者たちは

世間的に

「いちばんいい」とされるものを

選んできた。

やりたいことより偏差値の高い所を

目指したように

社会に出てからの選択肢は

それが「いちばんいい」かなんて

ものはない。

だから、どんな不利な選択肢を

選んでも

後からその選択肢を最良の変える

ことが大切で「それが人生」だと

著者は言っています。

世間的な選択肢に沿って「いちばん」を

決めていると

世間の流動的な価値観に自分の

価値観を変えていると

満足を感じられず、

常に生きづらさを感じることでしょう。

人に馬鹿にされようが

くさされようが胸を張って努力し

自分が選択したものを

「いちばん」にすることの方が

大切だと著者は言っています。

謙虚である

覇者たちは自分たちは

世間から見ればずば抜けて頭がいいのに

「自分なんて凡人なので努力しなければ」

と過剰なまでに謙虚なのです。

それを

嫌味ではなく本気で思っている。

上には上がいるということを

わかっています。

それは覇者たちがさらに

“高み“を目指しているから

なのです。

しかし、その一方でその過剰なまでの

謙虚さが「このままではいけない」と

いう「強迫観念」につきまとわれて

大きなストレスになる。

小さいことから

進学塾などで覇者たちは

大勢の自分よりも優秀な者たちに

囲まれていたので

自分は埋没してしまっている

観念が植え付けられていると

著者は言っています。

まとめます

「普通の子」が

授業についていけなかったり

大量の塾の宿題でアップアップして

いるのを尻目に

淡々粛々とこなしていた

覇者たちも社会に出ると

その覇者たちの思考の癖のために

苦労することになる。

「何かを得たら何かを失う」のは

「普通の子」も「非凡な子」も

同じなのです。

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