具合が悪くなってから10日間、良くなったり
心配な状態になったりを繰り返していましたが
とうとう戻らない状態となりました。
夜中11時でしたが24時間体制なので
予約していた葬儀屋さんに連絡し
30分後に折り返しの連絡がありました。
もう最初に連絡してから10日経っていたので
もう一度住所・コースなど申し込みのやり直しを
しました。
火葬の日は明後日の朝に決まりました。
この季節なので暖房が効いていない部屋なら
保冷剤は無くても良いとの事でしたが
心配ならお腹の部分に保冷剤をすこし入れてあげれば
十分だと聞きました。
ぽっちゃんはベランダで飼っていたので
冷暖房を知りません。
夏はペットボトルに水を入れて凍らせた
ものに旦那の古い靴下を履かせたものを
小屋に横たえていると
それに沿うように横たわったいた
事を思い出します。
送り出す準備をします
発砲スチールの箱に私の愛用のもこもこパジャマを敷いて
その上にタオルで包んだぽっちゃんを寝かせます。
周りには牧草やペレットや大好きだった
ニンジンのちょっと乾いた半生スライス
とうもろこしの乾燥したもの
（これは好きかどうかわからないけど、好奇心旺盛なので
喜ぶかなぁ）
お花やお手紙も入れることがあるようですが
ぽっちゃんはそんなものは興味ないかなぁ
葬儀屋さんが来るまで時間あるのでどこで待って居ようと
考えて一度外へ出てみました。
そしてベランダの小屋で待機します
ぽっちゃんが14年間、駆け回っていた懐かしい小屋です
約束の時間が近づいてきたのでさいごのお別れをして
葬儀屋さんにぽっちゃんを託して
その間、渡された書類を記入します
２ｋｇまで
個別火葬でお骨をひらって骨壺に入れてもらい
届けてもらいます。
大きなワゴン車が来てその中で火葬されるようで
うちの周辺は大きな車を止めるところがないので
どこかで止めてやってもらったようです
はじめはお骨があったりするとそれを見るたび
思い出しては泣きするのが嫌だったし
ぽっちゃんも獣として
そんな死んでまで人間に骨をもたれたら
嫌じゃないかと考えて
合同祭にしてもらい
お骨はみんなと一緒に祀ってもらえたら
いいかと思っていたけれど
息子がお骨を残したいというので
個別火葬にしてもらいました。
市役所でも連絡すれば安価で合同火葬は
やってもらえます。
弔い方は自己満足でそれぞれあるけれど
ペットにとってはどうでもいいことかもしれません。
ただ感じたのは、弔っているのも生きたペットの
お世話と繋がっているので
弔い方だけ派手にとか質素にとかは
なりにくいのかなぁと思います。
1時間半後、骨壺に入った
ぽっちゃんが帰ってきました。
温かかったので骨壺を抱くとぽっちゃんを抱いている
みたいで幸せでした。
中をみてみると小さいけれどそれとちゃんとわかる
お骨が入っていました
こんなに細い骨だったのかと思いよく頑張っていたんだと
思いました。
これ以上色々残しては辛いと思いながらも
ぽっちゃんの毛も少しカットして持っています
これはぽっちゃんがまるでいるかのように感んじること
ができました。
ぽっちゃんがくれた癒しを感じることができました。
後、14年間愛用していた水のみも取っておこうと
思います。
とても悲しいですが楽しかったことの方が多かったのです。
でも、今は生き物を飼いたいと思いません。
ぽっちゃんが死んでしまって思ったことは
私はなんて傲慢だったのかと言うことです。
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