「老い」を治す 人生120歳時代?『LIFE SPAN』デビット・A・シンクレア

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本書は

老いは病気であるという

観点から書かれた本で

著者曰く、

「神にでもなったつまりか?」と

お叱りを受ける覚悟の

超発展的な内容になっています。

著者の言い分では

いろんな疾患

例えば、脳梗塞や心筋梗塞

がんなどを

必死に治しても寿命の延びは

たかが知れているため

「老い」を治すことが先決であり

それは可能だと言っています。

面白いと思ったので

紹介します。

老化を病気と認めると治せる

老化を病気と認めるとは

どういうことなのでしょうか?

様々な病気の唯一のリスク因子

五十歳にもなれば

加齢に伴って病気になる

リスクが増えるということは

常に肌身で感じている人は

多いと思います。

八十歳になってもまだ、

生きていたら

ほぼ間違いなく何らかの

疾患を患っていることでしょう。

そして、そのせいで

生活は以前よりも

困難で不快で楽しくなくなって

いるでしょう。

心臓病、がん、関節炎、アルツハイマー

腎臓病に糖尿病、

正確に診断をもらってなくても

それ以外で複数の症状を

抱えている患者がほとんどです。

例えば、高血圧、虚血性心疾患、

心房細動、認知症など。

これらは別々の病気ではありますが

これら全て

“老化“が共通する唯一のリスク因子と

言えます。

タバコの発癌リスクよりも高い

肺がんのリスクによく“タバコ“が

あげられますが

やはり、

通常の5倍に高まるそうです。

しかし、がんを発生するリスクが

“喫煙“で5倍になるというが

ただ、五十歳になるだけで

がんのリスクは100倍になり

七十歳になると1000倍になります。

このような

リスクが高まる傾向は

心臓病、糖尿病、認知症でも

みられ

数え上げてもキリがないのです。

ここでこの“老い“によるリスクは

万国共通で「仕方がない」で

済ませれるのが現実です。

老化を病気とできない理由

“老化“身体の衰えをもたらし

生活の質を制限し

特定の病的異常を伴い

病気と呼ぶには十分な条件が

揃っているようですが

一つだけ、揃っていない条件が

あります。

それは、老化になる人の

人数がとても多いからなのです。

『高齢者医療メルクマニュアル』では

病気とは人口の半数未満が

被る不調なので

誰でも罹る“老化“は

不可避的で不可逆的な低下であると

済まされる。

がんや糖尿病も壊疽も

自然なプロセスで生じた不具合でも

不可避で不可逆的なと

安易に流さないし

「受け入れるべきだ」と

思わないはずなので

“老化“に対するマニュアルの方が

おかしいことだと

著者は本書で言っています。

人口の49%に起こるものが病気で

51%に経験することは

病気ではないというのと

同じで、みんなが“罹る“と言って

老化だけ「避けて通れないもの」と

考えるのは闘わずしてタオルを

投げ込むようなものと

本書では“老い“について

争うことは可能であるという

ことを本書では強く言っています。

まとめます

老化は1個の病気であって

その病気は治療が可能であり

私たちが生きている間に

治せるものとなるだろうと

著者は信じていると

言っています。

確かに、

“老化“を治すことができれば

強い症状で苦しむ病気のリスクを

下げることができ

罹らないようにできたり

寝たきりや自分の思うように

体や頭が働かなくなるような

状態で生き続けることも

なくなるのかと思うと

著者の考えをもう少し読んで

見ようと思います。

本は約500ページとなり

「えっ辞書?」って感じなので

結構、時間がかかりそうです。😆

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