③ダイエットの助走「メモを取ること」『いつまでもデブと思うなよ』岡田斗司夫著

いつまでもデブと思うなよいつまでもデブと思うなよ
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117キロから50キロのダイエットに

成功した

著者のダイエットの助走ポイント

(初めの一歩)は

①体重を測ること

②口に入れたものをメモする

③ガマンしない

この3つが本書では挙げられて

います。

それらの根拠を紹介します。

太る理由は食べたもののはずだ

グルメ情報を頼りに毎日食べ歩きを

していた著者は

何が美味しかったか

雰囲気はどうであったかなどの

細かいことをすぐ忘れてしまうため

“メモ“を取り始めます。

そして「食べ歩きエッセイ」のような

本を出そうと考え

メモを真剣にとっていました。

そして、ある日メモを見返ると

割とヘルシーなものも食べているのに

なぜ、極端に「太っている」のだろうと

思うようになります。

しかし、何らかの行為がこの結果を

招いていると考えて

メモをもっと繊細につけるように

していきます。

レコーディングする

レコーディング=記録するという意味で

この期間は調査を目的としているため

制限せず、好きなだけ食べたり

飲んだりして普段通りに

できるだけ心がける。

内容を細かく書く

ポテチ一枚からコーラ一口まで

省略せずに書きます。

食べた時間もおやつであっても

正確に記録しておく。

体重を測る

毎日同じ時間に測り、

それを記録しておく。

自分が食べたものと

体重との相関関係を見ていく

ためです。

罪悪感や反省はいらない

この食べたものを細かく

記録しておくことや体重を測ることを

続けて行わなくては

データがとれず

食生活の実態を知ることは

できない。

必ず、食べる行為が体重増加に

繋がっているので“実態調査“は

不可欠なのです。

そこで、継続するためのコツとして

「可能な限り記録を取る」

「最初は記録を取るだけで、

 絶対に我慢しない」ことを

愚直に守ることようにすることが

大切です。

水を飲んだだけでは太らない

夜中に焼肉。

発作的にコンビニで“チョコ“とか

“柿の種“を買いあさり

コーラやファンタを毎日三本がぶ飲み。

満腹状態で「スイーツ」

宅配ピザはMサイズ一人で食べ

サイドメニューも食べ尽くす。

お腹が苦しくなくなったら

テーブルに残っているものを

食べ残さない。

運動もしていない。

遠回りでもエレベーターを使い

雨の日は宅配で昼寝。

このような記録を見ると

「そら〜太るわな〜」と思いますが

実は著者は細かくメモしていた

だけなのに10キロ痩せていたと

いうことです。

書き忘れを恐れる気持ち

真面目に記録し続けて2週間。

「面倒だな」と思いながら

自分の食べたものを“記録“していった時

「うあー!危ねえ。おかきとファンタを

 書き忘れるところだった」と

慌てて書き足しながら

意外と「書いてない食事」があると

気がつきます。

ちょっとしたクッキーやコーヒーの

カロリーは書いていなかったのです。

それからは

「バカうけ2枚、ポテチ5枚、ポッキー二本…」

と細かい食品と食べて時間を書いて

いくことにします。

これら“食べた記憶のない“ものが

あることを記録して初めて気がついた

のです。

著者も「これは太る」と納得する

ことになります。

自分が空腹だからではなく

口寂しさから食べていたことの

わかりました。

食べる時間も夜中のことも多く

仕事に集中している時ではなく

リラックスタイムによく食べること

など気分転換に無意識に食べている

こともわかりました。

そして、このように細かく“メモ“する

ことによって

ちょっとしたオヤツを摘んだ時に

「ちょっとメモるのが面倒だな」と

思い食べるのにブレーキが自然と

かかっていることに気づきます。

これらのことで著者は

“メモを取る“だけでも10キロダウン

させることができたのです。

この体重ダウンも続ける結果となり

50キロの体重減少に繋がっていったのです。

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